貞操問答 | 匂い松茸 味えのき

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本と漫画と音楽

日本史勉強した人ならたぶんみんな知ってると思う

菊池寛の作品です

ちなみにこの人、芥川賞、直木賞、文芸春秋社の創設者

すごい人だね!



貞操問答/著・菊池寛



古本屋で気になったので購入

芥川龍之介とか川端康成とかそのへんと同じ時代な感じなので

どんな読み味なのかドキドキワクワク



大衆文学ですね!!

主人公の新子、姉の圭子、妹の美和子、新子の恋人の美沢、新子の仕事先の前川夫婦

絡み合いがおもしろい


まあ貞操問答というタイトルからして恋愛ものなんですけど

家柄とか中流階級とか職業婦人とか

時代の背景が今と全然違うので

こんな時代だったのか~と思ってしまう


日本史勉強しても こーゆうところまではやっぱりわからないのが現実

大衆の生活とかわかるほうが よっぽど面白い!


女性のしゃべり方が上品だし

男性の紳士っぷりとか

あ、これは今でもお金持ちの人たちだったらこんな感じなのかな



一つ驚いたのは

この時代の小説にもう「メイベリン」って単語が出てきてたこと!!

マスカラの代名詞のように使われてたので

びっくりして調べたら

メイベリンて創業1915年なんだってね~すご~


なんだか大正ロマン、昭和レトロって感じの描写が

すごく雰囲気でてて 好き!



非常に読みやすい!

ただ、美和子ちゃんにはかなりイライラした(笑)

圭子さんにも(笑)

最後なんだか煮え切らない終わり方だけど

この続きはご想像にお任せします的な(笑)

前川夫人私的には嫌いじゃないよ!(*^^*)




すごい面白かったのでオススメ!