「いつか歳をとったらオーロラを観に行こうね」

「歳をとって、長年連れ添った奥さんとオーロラを観に行きたい」





テレビでの特集は欠かさず録画してた。

あなたに喜んで貰いたくて。


部屋を暗くして、大画面で映像を観ていた。

本物を観る事を夢見ながら。





ねぇ、そのセリフは誰に向けてだったの?

ねぇ、その言葉は誰を思い浮かべて語っていたの?




確かに途中までは一緒だった。

でも、今は、

その未来に、あなたも私もまだ立っていないから、

答えは誰にも分からない、か。





でもね、数ある答えの中で、ひとつの答えは知っているよ。






「いってらっしゃい。」






なんて、夢の中の出来事。



松任谷由実『青いエアメイル』