みさの小劇場ウオッチ日記



公演期間 2013/03/28(木) ~ 2013/03/31(日)
会場 王子小劇場
脚演出 西山雅之
料金 1,000円 ~ 2,500円
サイト http://www.gore-gore-girls.com


開演時間を1時間間違えて30分経過してから入ったワタクシ。先の老いぼれた審査員を悪く言えないほどボケまくってしまったのですが、まあ、寝ないできっちり観させて頂きました。

で主催の西山君には申し訳ないけれど、あまり面白くはなかった。苦笑!

老いをテーマにした、ネガティブ派とポジティブ派の会話劇。
老いを語るにはどちらも20代後半という若い設定で実際の役者の年齢とそう変わらないと思う。またロックを題材に「もう若くはないからロックなんかやってられない。」とのセリフがあったが、イマドキは若い子よりも40~50代のおっさんがロックをやってる時代だと思う。つまりロックは若い世代では流行ってないから、当時の世代の生き残りがロックをやってる感覚だと思う。


ロックなんてカッコ悪いのだ。イマドキの若者から見ると。
そしてワタクシの目から見ても、ロック=オッサンなのだ。


また、どーみてもおっさんではない世代が、自分たちはおっさんだと自覚してしまうが、おっさんではない世代だからこそ、おっさん!おっさん!と連呼しても、なんら問題はないのだ。本当のおっさんに、おっさん!おっさん!と連呼はできない。


つまり本当の事を正直に言葉にして吐いても、良い事なんて一つもないのだ。だから本当のおっさんには、おっさん!と言わない。そこの不条理とか心理を突いてほしかったように思う。


前作の自虐ネタは面白かったが、今回は自虐ネタというほどでもなく、誰にでも平等に訪れる老いをテーマにした割にはパンチが弱かったと思う。次回に期待ですな。
なんだかんだいって、マスターが一番、おっさんに近かったように思う。笑


で?この物語とタイトルにどんな関連性があるのでしょうか?