公演期間 2013/02/07(木) ~ 2013/02/17(日)
会場 全労済ホール/スペース・ゼロ
脚本 太田善也(散歩道楽)
料金 6,500円 ~ 6,800円
サイト http://ody-inc.com/release/2012/12/post-94.html


宮原将護(大人の麦茶)と加藤慶祐が出演されていたので、いそいそと観に行った次第。しか~し、見どころはイケメンだけではなかった!ヒロインの岡本あずさが実にキュート。まるでポカリスエットのCMに登場するようなキャラクター。更に更に漫才コンビの様な植木まなぶと、上松コナン。笑)  もうこの2人が出演されてる時点で、バリ!コメディ。


物語は、東京から南へ1200㎞ほど離れたところに池綿島があった。通称イケメンアイランドだ。そこにはイケメンだけが暮らす島があったが、この島には深刻な問題があった。それは嫁不足。しかし彼らも手をこまねいて何もしないわけじゃない。そこは熱帯男子。暑苦しいほど熱い心を持った彼らは都内に嫁探しに出かけ、めでたく一人の女子を池綿島へ連れて来ることに成功する。


しかし、この女子を巡ってイケメン達の争奪戦が繰り広げられるのだった。笑
そうこうするうち、彼女は気づく。この島にはコンビニがない、携帯の電波も入らない、TVもない。あるのは大自然とイケメンのみ。笑


全体的にコメディ。キーボードとパーカッションの生演奏にのり、歌満載、キレキレダンスありの熱帯男子たちのミュージカルでした。役者で素晴らしかったのは、オカマっぽい仕草のタクちゃんこと宮原将護。彼の演技はいつ、どこで観ても安心して観られる。まさに完璧。踊りも役も仕草も目線も、終始一貫しており、キャラクターも生きていて、魅力的だった。お見事!


またヒロインと恋に落ちる主役・幸吉(加藤慶祐)の演技もお見事。年間を通して加藤慶祐の出演する公演は観てる方だが、やはり秀逸だった。笑わせられたのは、八雲や白鳥キャラ。例えば八雲だけが、胸を叩かず手を合わせたりとか、小技がきいていて笑えた。白鳥は感動屋で天然ネアカキャラ。登場の、「不細工です!」という笑顔っぷりがナイスだった。更に執事も有能でキャラか濃くて、ナイスコンビだった。


イケメン達の民族衣装にも笑わされ、すごく楽しかった。お勧め!