みさの小劇場ウオッチ日記

公演期間 2012/12/14(金) ~ 2012/12/24(月)
会場 東京グローブ座
料金 5,800円 ~ 6,800円
サイト http://www.tbs.co.jp/radio/event/play/P10368/P10368.html

韓国ソウル発のノンバーバルパフォーマンス。韓国伝統武術テコンドーと高難度アクロバットにコミカルな芝居の連続で、韓国国内にとどまらず世界中で通算9000回を公演し観覧客350万人を突破した舞台。2006年のイギリスエジンバラフェスティバル「コメディー賞」受賞した作品だ。そりゃあもう、見る前から期待大だったわけだけれど、これがまた、オモチロイのなんのって!笑


その名の通り、舞台上で跳びまくりの俳優たちのJUMPが高いっ!まるで空中で静止してるかのようなJUMP力で、その瞬間にピースサインで笑顔ビームを飛ばすなんて余裕も!そして、何と言っても「JUMP」の魅力は笑いだ。コメディテコンドーとでもいおうか、思わず声を出して笑ってしまう。


物語は武闘家一家の頑固なおじいさん、世話好きなお父さん、肝っ玉母さん、恋するお年頃の娘、酒好きなおじさんで構成されるハチャメチャナ物語だった。流石に武闘家だけあって、筋肉質の体躯がすんごい。この一家に泥棒が入るが、この泥棒もカンフーだか、テコンドーだかの達人で、動きが凄い!笑


でもって、これを対峙する武闘家一家の技が素晴らしい。酔拳も飛び出して、まるでゴクウ一家のよう。笑) 特にお婿さん役のジョ・フンヨンのアクロバットスピード、娘役のキムセミの怒濤のアクロバット攻撃がすんばらしい。そして開演前から登場するおじーちゃんのパフォーマンスもバカバカしい。


いあいあ、日本には、たぶん、こういったコメディパフォーマンスってないような気がする。観た事ないし。日本でも出来たらいいな。とにかく楽しかった。もう一回観たい。