前回の公演で、演者が観客女性にセクハラをした事件から早、5か月。


とある劇団主宰がツイッターでつぶやき、事件が発覚し、爆発的に炎上して大騒ぎになった事件。これをきっかけに、バナ学はあごら劇場での公演中止、そして今、開催中のF/Tでの公演中止に追い込まれた。


今にして思えば、瞬時に広がるネットの怖さを改めて知る。だからネットの怖さを侮ってる無責任な人はツイッターやその他のネットはやるべきではない!と考える。ましてや、今回の事件は被害者が訴えたものではなく、被害者の話を聞いた劇団主宰者の独白によるものだった。


結果的にその事件は真実だったのか、あるいは誇張されたものだったのかも解らず、私たちは、うやむやになった問題をなんとなく過去のものとして過ごし、その事件さえも忘れようとしていたのだった。


しかしながら、12月末にバナ学の卒業式公演が王子小劇場で行われるという。解散公演だ。ワタクシは事件のあった公演を観ているだけに、今回の王子小劇場が判断した事柄は二階堂にとって観客に「今まで有難う」とお別れを言う大きなチャンスなのだ。


そのチャンスを王子小劇場が提供し、二階堂はこれによって少しは様々な感情を消化できるはずだ。以下のサイトに二階堂のコメントが掲載されている。


http://banagaku.xxxxxxxx.jp/index.html


ワタクシも観に行くつもりだが、意外にも短かったバナ学は名前を変えて近いうちに登場するような気がしてならない。