最近まで、観劇レビューをUPする時間が惜しくて、観劇仲間に食事や飲み会など誘われても断固、断っていたが、そういうのを辞めた。もしかしたら他人とのコミュニケーションを取るバランスが悪くなっているのではないか?と自覚したからだ。


勿論、誘われたなら誰でもひょこひょこついていくわけではない。飲む時間がもったいない相手だっているのだ。またむこうは気が合うと信じてるのにこっちはまったく気が合わない輩だっている。この真逆的感覚ってなんだろな・・?って考えたけれどよく解らない。たぶん、気が合わないなー。。と感じてるほうが何かしら相手に我慢してるってことなのではないだろうか?


また早くレビューを投稿しないと・・という切羽詰まった感情を捨てた。するとなんだか気持ちが楽になって時間に余裕が出てきたように思う。時間に余裕が出てくると友人との会話も楽しいし、何よりも酒と肴が美味い。美食は人を幸福にするというが本当にそうだと思った。


そんな折、川口(埼玉県)に美味い寿司屋を見つけた。都内でもこんなに美味い寿司は滅多にないぞというレベルだ。早速、川口に住む友人に「芝居を観に行ったついでに行かない?」と打診したところ、「今週は調査で茨城に出張だから金曜にして」と返ってきた。


金曜は下北沢で芝居を観る日だ。

「下北沢から川口って、ちょっと遠距離だよねっ」

とあんに曖昧さを醸し出しつつやんわりと断ろうとしたら、

「大丈夫、大丈夫!私はどっちみち川口に帰るんだから。」という。

「王子小劇場に行ったついでの方が良さげ」

みたいなメールを送信すると、


「大丈夫!大丈夫」メール。


何が大丈夫なんだかさっぱり解らん状態で「実は人間じゃないんだ」みたいな輩とコミュニケーションとってるようなダイナミックさを感じた。