みさの小劇場ウオッチ日記
公演の詳細はこっち→http://engekilife.com/play/23787/review


劇団スパイスガーデンの公演は「バンカラ」、「シャッフル」・・と観てきたけれど、今回の「ESP.」はまったく面白くなかったなぁ。ってことは脚本を書いたヨーロッパ企画の大歳倫弘の力不足。演出はラブリーヨーヨーの田中聡元。演出以前に脚本があまりにも雑で呆れた。ストレートなコメディ!ってキャッチだったけれど、どちらかというと緩~~くダルダルな感じ。


物語は男性4人が所属するエスパー研究会のサークル。4人は勝手に好きな事をやってる感じ。ドン引きだったのはPCに釣り糸のような透明の紐を付けて宙に浮かして、「わー、宙に浮いた!」っつーて浮かれてる4人。正直言って眠くなった。はたまた、部室に隕石が落ちてきたり、その隕石に触れると電気人間になるとか、しょもない脚本。


この脚本で小屋を借りて公演を決めるってこと自体が博打だ。とりあえず、栗原寛孝、松尾英太郎、山中雄輔、飯田隆裕の男性4名の公演だから観客は女性が殆どで、たぶん、彼らのファンなのだろうと思う。そうでなかったら観に行かないだろう。パンツやトランクスを見せて笑いを誘ったりとコメディの立ち上がりが古い。


で、ワタクシは誰のファンでもなく、スパイスガーデンならいいものを魅せてくれるんじゃないかって期待に胸を時めかせて行った訳よね。


激しく後悔!