公演の詳細はこっち→http://engekilife.com/play/23723/review


今回のテーマは「愛」
舞台はショートコントのように10分程度のコント場面を数個、用意するもオムニバスのように繋がっているコントとそうでないコントの融合。全体的な笑いはどちらかというとナンセンスコメディの部類で、シュールな物語だった。


作者はアニメをよく読んでるようで、その中のひとつ、教師同士の「ボーイズラブ」を描写したり、また他のコント場面、ダンスのオーディションでも腐女子を取り上げていたことからアニメBLのファンなのではないか?なんて思う。笑


ワタクシは普段からイマドキのコメディを作るならアニメからパクレと口を酸っぱくして言っているが、世界の中で日本のアニメほど優秀なものはないのだ。そういった意味ではTABACCHIはよく勉強されているようだ。


今回の舞台はスピード感はあまりない。どちらかというと緩く流れる「こぼちゃん」みたいなさまだ。ショートコントにした分、長編の舞台構成と比較するとどうしても観る側が感じる満足度は低い。しかし、80分をのんびりと楽しめたのだった。


個人的には合コン、ボーイズラブが好み。人間が持つ裏表の格差が面白い。