太古、おもだった神々は、メール山(須弥山)に集まって、
いかにしたら不死の飲料である甘露(アムリタ)を得ることができるかと相談した。
そのうち、ナーラーヤナ(ヴィシュヌ)神が梵天に言った。
「神々とアスラ(阿修羅)の群との両者で大海を獲拝すれば、甘露が出現することであろう。
神々よ、大海を攫拝せよ。そうすれば、一切の薬草、一切の宝石を得た後、甘露を得るであろう。」
そこで神々はマンダラ山へ行き、攪拌棒として用いるべく、この高山をひき抜こうとしたができず、
ヴィシュヌ神と梵天に援助を求めた。
そこで梵天は強力なる大蛇アナンタに命じて、マンダラ山をひき抜かせた。
そして大山を海まで運び、亀の王アクーパーラを支点にして、その背に大山をのせ、
大蛇ヴァースキ竜王をそれに巻きつけ、神々と魔類の群でその両はじをひっぱって大山をぐるぐるまわし、
大海を濃拝し始めた。
乳海を攪拌する神々
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ヴァースキ竜王は強くひっぱられて、口から煙と焔のまじった風を何度も吹き出した。
神々は熱風をあびて疲労困憊したが、山頂から花がふりそそいだので再び力を得て大海を攪拌した。
多くの海中の生物が大山につぶされて死に絶えた。
マンダラ山がまわされている間に、大木が互いにこすれあって山から落下した。
また樹々の摩擦により次々と山火事が起き、火焔が山をおおい、
象やライオンなど多くの獣が焼け死んだ。
神々の王インドラ(帝釈天)は雨を降らせてその火を消した。
すると、種々の大木の樹液や薬草の汁(エキス)が大量に海中に流れ出た。
甘露にも似たこれらの乳状の汁と、融けた貴金の流出とによって、神々は不死となった。
かくて大洋の水は乳に変じた
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