前回の続き。


特別養子縁組に関しては、実親が納得されている為、早くて3ヶ月くらい。遅くても半年程で手続きが済むと思うとのことでした。


また今日から数日間、乳児院のSさんが朝から夕方頃まで、私達と一緒に過ごしますとのこと。


慣れない生活に不安がありましたが、Sさんがいてくれるのは安心感があります。




説明等を一通り確認した後、Sさんの勧めで、近所を散歩してみることにしました。


男の子は、私達夫婦に挟まれる形で手を繋いで歩きます。

その後ろをSさんがついて来てくれました。


歩いたり、公園で遊ぶ姿を写真に撮ってくれていました。




今、その写真を見返して見ると、こんなに小さかったんだなと、懐かしく思います。


子供が成長するのは早いもんですね。




散歩から帰り、しばらくして児童相談所の職員さんが帰りました。


時間は昼頃だったので、お昼ご飯を食べました。


子供が泣いたりするかなぁと思っていましたが、そういうこともなく、様子としては普通でした。



昼食後、Sさんの勧めもあり、子供を昼寝させることにしました。


最初にSさんがお手本を見せてくれました。

男の子を抱っこして、背中をポンポンと叩きながら左右に揺れていました。

その間、男の子がいかにみんなに愛されているのかということを言い聞かせていました。


次に、私も真似して見ながらやってみました。

しばらくやって、そろそろ寝たかなって思って、布団に横にして見たら、目をカッと見開き全然起きてました(笑)


しばらく一緒に横になりながら、背中をポンポン叩きながら寝かしつけようと努力してみました。

しかし、先に私が寝てしまい、男の子の我が家での初昼寝では、私が逆に寝かしつけられてしまいました(^^;;




そんな感じで問題なく夕方まで過ごし、タイミングを見てSさんがこそっと帰宅しました。


夜になっても特に問題なく過ごしました。


泣いたり、落ち着かなかったりする場面を覚悟してましたが、何もなかったです。




翌朝、朝5時台には子供が起きました。


とにかく外に出ようとしていました。


どうやら、養育里親さんの元で過ごしていた際、朝に散歩するのが日課だったようで、それをやろうとしていたようでした。


なので、一緒に散歩してみることにしてみました。


家を出る際、妻が子供に「パパと手を繋いで行こうね。」なんて声をかけた際、子供が「パパじゃない。」って発言したのは印象に残っています。


言われるとショックを受けましたが、来たばかりですし、しょうがないかなと思いました、




その後も特に問題なく過ごしました。


私としては、問題なく過ごしてるのが非常に心配になりました。


以前、季節里親を経験した時を思い出すと、泣く場面が見られないのが心配になりました。