里親として活動する為に、必要な研修を受け始めました。


座学を受けたり、他の研修受講者とディスカッションしたり、いろんな施設を周り、0歳から幼児までの子供と直接関わる機会を頂きました。

どの子供も凄く可愛かったです。


乳児院で赤ちゃんのお世話をした時は、自分が触ったら壊してしまいそうで、ビクビクしながら触れていました。

抱っこしてる時は、寝顔が可愛くて、つい見とれてしまいました。

お風呂に入れる体験をさせて頂いた時、職員さんに上手だと褒められて、非常に嬉しかったです。


オムツ交換をした時は、全然臭く無くて非常に感動しました。

私は仕事柄、年寄りのオムツ交換を頻繁にしますが、みなさん個性豊かな香りなので()



研修最終日には、実際に子供を委託された方の話しを伺うことができました。


養育里親のAさんの体験談。

実の子供はいるが、子供が好きなので養育里親として、子供を1人預かったとのこと。

預かった子供Bは、扱いがなかなか難しく、上手く家庭に馴染んでもらうことができなかった。

里親もそれなりに努力はしてみたが、期間が経つにつれ、血縁関係がある家族のストレスが高まり、実生活に悪影響が出てきた。

その為、児童相談所に相談し、子供Bはお返ししたような話しをしていました。


次に、子供Cを改めて預かった。

こちらは、元々いた家族とも良好な関係を築くことができ、毎日非常に楽しく過ごせているとのことでした。



里親として預かる子供との相性が悪い場合もあるだなと。

その場合、無理せずお互いの環境を修正することができるというのは、養育里親のメリットなのかなと感じました。



続いて、特別養子縁組をしたDさんの体験談。

特別養子縁組を希望したけど、何年も連絡が無くて、しだいに期待はせず、諦めかけていた。

そしたらほんと突然、児童相談所から連絡がきた。

養子縁組の話しでした。

すぐ受け入れて、女の子を養子として引き取ることができた。


一緒に暮らしていく中で、他の子供の親と会った時、「(養子の子が)見た目が親とそっくりねー」って言われたと話していました。


血の繋がりはないけど、一緒に暮らしていれば、見た目が似てくるんだなって思ったと話していました。


困ったこととしては、母と一緒に入浴していた際、赤ちゃんの時の話しを急に聞かれたことだと話していました。

この時点では、真実告知をしていなかったそうです。

いつか来る話しだと覚悟はしていたが、その時は伝えれず、適当に答えてしまったと。

焦ったのもあり、内容は覚えていないと言ってました。


時間をかけすぎて、関係ない他人から、本人に養子であると伝えられる状況だけは避けたい。

そんな話しをしていました。