神戸しあわせ研究所 大森純子です。

運気アップ部部長、晩酌道家元してます(笑)


願いは既に叶っている
~あなたが今考えていること、、、
それは、そうなって欲しいことですか?~



【3】本当の願いをオーダーするために

 

<3>「感謝しなければいけない」「許さなければいけない」というオーダーミス
 
「感謝しなければいけない」
私は、このフレーズに、いつも違和感を覚えていました。
 
そりゃあ、できることならば、感謝したいけど・・・
感謝したくても、感謝できないから苦しんでいるのに。
 
そもそも、感謝「しなければいけない」って・・・。
感謝って "義務"?
"命令"されてするもの?
 
確かに、何度も「ありがとうございます」と唱える効果は、絶大なるものです。
私も、唱え続けて、涙が溢れてきた体験があります。
「ありがとうございます」と唱え続けることで、
つまらないことを考えることを避けることができるという効果もあります。
実際、「ありがとうございます」と唱え続けていた10年前、私の人生に変化も起きました。
 
「ありがとうございます」という言葉の言霊の偉大さに感動しました。
 
しかし、移動中、もしくは作業をしながら
一日中「ありがとうございます」と唱え続けることと
「感謝する」ことは、少しニュアンスが違うように感じました。
 
「感謝しなければいけない」
このフレーズが出てくるのは、
大抵、何か問題(と思えるような出来事)が発生したり、
苦しい状況が続いている時なのです。
 
不平不満、文句を言ったり、言われたりする出来事や状況。
大まかに言うと、こういう時だと思うのです。
 
お世話になっているのに、不満を感じたり、要求したいことが出てくる。
大切な人が期待通りでなくて、歯がゆい。
家族なのに、会えば口論になる。
お金の問題で困っている。
自分や家族の健康が損なわれる。
 
そんな時、
「でもね、これぐらいで済んで良かったじゃない」
「どれだけお世話になっているか、よく考えてごらん」
「家族でしょ」
「親でしょ」
「世界には、ご飯を毎日食べられない人もいるのに」
 
誰かに相談して、こんな言葉で諭されたり、自分自身につぶやいてみたり・・・。
 
もちろん、「ホントその通りだ!良かった!感謝しよう!」
と、すんなり思えるなら、それにこしたことはありません。
むしろ、良かった、良かったです。
 
でも、感謝しようと思うけれど、感謝できない自分に腹が立ったり、
そんなわかったことをアドバイスしてくれる人に逆ギレしそうになることが苦しいのですよね。
 
ちょっと難しい本を読んだりすると「許しましょう」なんてフレーズも出てきたりして。
 
いやいや、それができるなら、苦労しまへん!
と、叫びたくなります。
 
実は、なんと、
こんな風に、苦悩していることも、
この状況をオーダーしていることになっていたのでした。
恐ろしいオーダーミスです!
 
解決するどころか、
延々と、この状況が続いてしまいます。
 
そもそも、一番感謝するのが難しいところに
感謝しようとしてしまうことが多いのです。
そりゃあ、難しいのです。
 
たとえ親だろうが、
お世話になっている人だろうが、
どうしても腹が立ってしまう人のことを考えたり、
その人が間違っていて、
いかに自分が正しいかについて語ることに
時間とエネルギーを注ぐことは、
その感情にぴったりイメージをオーダーしていることになるのです。
 
自分がいかに困難な状況であるかということを考えたり、
その状況について人に一生懸命語ることも同様です。
(もちろん、考えることで、解決策が出て、行動に移すならば、絶対にその方が良いです)
 
ましてや、その人に対してや、
そんな困難な状況について

感謝しよう、許そうなんて思うと、
さらに苦悩が始まってしまいます。

感謝できない自分は、何てダメな人間なんだ!と、
 
感謝できない自分を責めたりすることで、
エネルギーは消耗するは、波動は下がるは、
踏んだり蹴ったりです。
 
感謝は、一番感謝しやすいところからで良いのです。
 
不思議なもので、
簡単なところから始めると、
感謝するのが難しかった問題が、
問題ではなくなったり、
解決していったりするのです。

 
そんなことを、たくさん体験したのでした。