こんにちは 
藤嶋 久美です。
お久しぶりです。
随分、春らしくなってきましたが、
コロナ、コロナで、
世の中騒然としていますね。
お変わりありませんか？
市内の福岡県営中央公園です（北九州市）
お子さんの学校が休みとなり、
その対応で苦慮している方も
いらっしゃるでしょう。
多くの方が何らかの影響で
不自由があることでしょう。
私は子供の頃に、
あのオイルショックを経験していますが、
角度を変えて見ると、
このコロナ騒動では、
変化の激しい世の中に対応する力を
試されていると感じます。
武漢の医師からのメッセージ
というデマが飛び交ったり、
トイレットペーパーや
ティッシュの買い占めで、
店頭から商品がなくなる。
こんなことになるのは、
ちょっと違うと思いませんか？
何も特別なことは、
起きてないんです。
新型のウィルスはこれまでも
何度も発生しています。
毎年、インフルエンザで
亡くなる方はいます。
高齢の方や持病がある方のリスクは
例年と同じです。
ワクチンがないことや
感染力が高いことは
もちろん考慮すべきこと
と思いますが、
普通に生活できる状況があるのに、
不安が過剰なリスク対策となり
混乱を招いています。
これから私たちに必要なのは、
情報の有用性を判断する力や
情報を鵜呑みにせず、
その情報の本質を理解する力
ではないかと思います。
本質を見極める視点があれば、
でたらめに踊らされずに
有益な情報を
受け取ることはできます。
テレビのニュースは公的なものなので大丈夫
と思いがちですが要注意です。
取材したことは事実でも、
放映される時には、
「伝える側の意図」で
脚色されています。
例えば、何かの問題について、
100人にインタビューしたとします。
その中で、不安を話す人が
50人だったとしても、
放映する時には、
不安な人の話ししか流さなければ、
受け取る側は100%の人が
不安を抱えていると思います。
そうやって、
不安の連鎖が作られていきます。
トイレットペーパーの買い占めなど
一部の人の残念な行動を見ていると、
コロナ騒動は、
これまでの常識が大きく変わる
変化の時代を前にした、
現代版「ノアの方舟」
のように思うんです。
ノアの方舟に乗って助かる人は、
情報を自分で適切に判断し
冷静にふるまえる人であり、
洪水に巻き込まれる人は、
情報を適切に判断できず、
デマやフェイクニュースに
巻き込まれていく人。
そんなふうに感じます。
騒動に巻き込まれ、
冷静を失っている人は、
これから変化する時代の中で
いつも落ち着かず、
不安で混沌とした世の中になった
と感じることでしょう。
冷静に判断し、行動できる人は、
この騒動を経て、
新たな知恵を持ち、
生きる力が増すのでは？
と思います。
かつてのオイルショック時には、
紙がなくなる、
石油がなくなる
と大騒ぎしました。
ですが、
あれから50年近く経っても
紙も石油もあります。^^
今回の騒動では、
溢れる情報の捉え方や、
変化の時代をどう生きるかを
試され、訓練されている。
そう捉えて、
自分自身の生きる知恵や力を
再確認する時間にしてはいかがでしょう？
この混乱を乗り越える知恵と力が、
きっと、あなたにはあります。
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