こんにちは
藤嶋 久美です。
腹が立つ時って、
どんな時でしょう
何で？
という感情が湧く時です。
○○なはず。
と思っていて、
そうでなかった時、
えっ、何で？
と思い、イラっとします。
何で？と思うのは、
自分の想定と違うからです。
そもそも、その想定は、
自分の都合であり、
実際にそうなるとは
限りません。
そんな時、ずっとそのことを
考え続けてしまいます。
そして、次第に空想が膨らみ
勝手に作ったストーリーに
腹を立てている、
ということが多いのです。
相手があることは、
相手の都合があるので、
思い通りにはならないものです。
ですが、一度自分が
こうであるはず、と思うと、
それが正しいかのように
思い込んでしまいます。
自分中心で考えるので、
相手に悪意はなくても、
相手が悪いかのように
錯覚します。
きっと○○なんだとか、
○○と思っているんだろうとか、
どんどん、空想が膨らみ
事実とは違うストーリーを
創り上げます。
相手はまだ、
何も言ってなくても
何も反応してなくても、
空想に翻弄され、
一人、お怒りモードになります。
悩みにも、
そんな空想型の悩みがあります。
事実がわからない、
相手の本意がわからない、
そんな時、勝手な空想が
暴走することで起こる悩みです。
それは、悩みというより
ただの妄想です。
きっとそうなんだ、
どうでもいいんだ、
意地悪されているんだ、
など、勝手な想像で
自作自演ワールドに
はまっているのです。
そんなネガティブな空想の特徴は、
自分は被害者で、
相手は悪い人、
というストーリーです。
どうせ自分なんか、
という自己否定も、
心の深いところでは
かわいそうな自分と、
そんな気持ちにさせる人
という思いがあります。
楽しい、ポジティブな空想では、
悩まないですね。
また、逆に、
自分が悪い人で、
相手が被害者、
と思うとしたら、
謝るしかないですもんね。
私が心理を学んで、
変わった、楽になった
と思うのは、
空想で暴走する感情に
気づくことができるように
なったことです。
腹が立っている時、
何で私は腹が立っているんだろう？
と、立ち止まって考えます。
すると、途中から
空想したストーリーが
挿入されていることに
気づくのです。
以前は、空想に気づかず、
振り回されていました。
でも、それは、
自分が創り出したものに
他ならなかったのです。
怒りながらも、
こんなに怒ってはいけない、
とか、
自分の未熟さを責める気持ちも
ありました。
そして、怒りを静めなければ、
と思っていました。
でも、なかなかネガティブから
切り替えられないと、
落ち込んだり、
また自分を責めたり。
ホントにご苦労でした
無駄な空想をやめると、
とても楽になります。
悩んでいるとしたら、
その正体は、実は
自分の空想や妄想では
ないでしょうか？
空想をやめて、
始めから事実だけを
拾い直してみましょう。
途中で空想したことが
事実として一人歩きしていませんか？
自分は正しく、相手が悪い、
という自分中心ストーリーが
出来ていないでしょうか？
心のムダ使いは、
エネルギーのムダ使いです。
とても消耗します。
かつ、何も良いことはありません。
自分とは、24時間、365日
ともにいて、
内省しています。
いつも自分という
相談相手と話をしています。
ですから、自分が想像したことは
事実かのように認識し、
その前提で空想していることに
気づきにくいのです。
腹が立ったら、
事実だけを見ましょう。
まだ、わからないことは、
あくまで想像でしかありません。
事実だけをそのまま見て、
感情で装飾をしないことです。
ムダな空想はやめましょう。
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