ぎょうざ | もっとカラフルに

ぎょうざ

もっとカラフルに-ピクチャ0011.JPG



しっとりとした土の匂い。


赤茶や黄色の葉っぱの上を、濡れ濡れと 街灯が照らしている。


落ち葉を踏みしめながら歩く。


上を見上げれば月夜


すんだ夜空には 冷たく星がひかっていた。


冬の入口。




こたつで、実家に帰りたいなとつぶやくと



兄が瞬時に目を輝かせて、うおぉ!と声を発し



その勢いで妹に電話をかけ、満場一致で実家に帰ることに。



よく珍しがられるが、うちの兄妹はかなり仲がいいらしい。私は兄と住んでいる。



母に帰ることを電話で知らせる。



母の身長は、私達より10㎝は余裕で差があるほど小柄で、少女のような人だ



小柄だが、芯の通った感じは、父の妻であり私達3人の母親である彼女のこの家の中での揺ぎない実績。





大騒ぎしながら、実家で父と妹と私で 餃子を作っていると


なにごとかと兄が台所へ顔を出す。


二度目に通ったときは「まだやってるのか」といった様子。


半分は冷凍するほどの量を 包みまくった。


母は半ば 「業務用のぎょうざ焼き鉄板がいるかもね」と苦笑した。



そんな休日。


正月にまた。