7月10日、ハイパーフライトジャパンのサマータイムコンペに参加しました。
とても久しぶりのディスクドッグ大会。
一週間前から、移り変わる週間天気予報とにらめっこ。
梅雨の真っ只中なので雨も覚悟していましたが、
日が昇り太陽が顔を出すとグングン気温が上がり、
どピーカンの一日となりました
夏場のドッグスポーツは犬達の健康管理に最も気を使います。
人間と同様、暑さ対策やクールダウンに余念がありません。
会場の誰しもが自分の犬達のケアを心掛け、ベストコンディションの犬達が
広いフィールドを走り、人と一緒にスポーツを楽しんでいました。
今回の目的は、リキ&ウィーリーの会場馴致と
スパークのマスタークラス(シニアの部)への参加でした。
共通に言える事は、とにかく楽しむ!こと。
リキ&ウィーリーは3歳にして大会初デビュー。
身体能力や本能は備えているけど、一筋縄ではいかないこの2頭。
でもこの3年間、ゆっくり時間をかけて少しずつ、人と遊ぶ楽しさを教えてきました。
会場馴致などは、もっと仔犬の頃からやるべきですが、
ここ数年間続いた老犬介護のため遠出が出来ず見送ってしまった経緯があります。
基本的に同じような2頭ですが、3歳を過ぎた辺りから、
それぞれの持つ個性が強く現れはじめ、それは長所でもあり短所でもあり、
まだまだ若いこの2頭、これからの成長過程で教えていく事に、
新たに期待や楽しみを感じます。
何はともあれ、現在のところ集中力が恐ろしく短いこの2頭。
その上、未知の会場で、どれだけの物見脇見、更なる集中力の半減が起こるのか。
普段通りに自分とのコミュニケーションは図れるのか。
不安要素はたくさんあるけど、でもそれより、
リキやウィーリーと積み重ねて来た事が、環境が変わる中でも揺るがないか、
それとも今まで知らなかった一面を見ることになるのか、
早く知りたい!というワクワクした気持ちで一杯でした。
リキ。
フィールド内で人と一体になれました。
キャッチ率は然ることながら、限られた時間の中で集中し、
ディスクを追う、持ち帰る、人に渡す、そしてまた投げられたディスクを追う。
ディスクドッグとして当たり前の事ですが、自分だけが本能を満たすのではなく、
人と一緒に楽しむ事が出来る犬に成長している事を実感できました。
ようやくディスクドッグとして一歩を踏み出したリキ。
基盤はこれからもしっかりと作っていき、フリースタイル等にも少しずつ挑戦していきます。
内弁慶タイプのウィーリーは、会場の雰囲気に徐々に気持ちが小さくなりつつあり、
きょどきょどモードに突入か?と思いきや、
フィールド内では、これまで私と築いた関係性をしっかりと見せてくれました。
明らかに普段とは違うウィーリー。でも私の事は見失いませんでした。
奇跡的に1回だけの、でも見事なキャッチも見せてくれました。
何よりしなくて良かったです。
排泄を済ませていても、走ったり気持ちが高ぶると、ついついしちゃうんですよね~
ウィーリーとの課題もたくさん発見しました。
今後の成長の糧とし、これからがもっと楽しみです。
そしてそして、大御所スパーク。
3ヶ月後には12歳になるスパーク。
並外れた身体能力で、これまで私と共にディスクドッグスポーツを楽しんできました。
そんなスパークにも、そろそろ老いの兆しが見え始めてきました。
それでも老いても、彼の最大の趣味はディスクドッグ、人と一緒に遊ぶ事。
老いとともにその趣味を取り上げるのではなく、
その年齢に合わせて、出来ることやれる事を続けていきたいです。
気持ちは現役バリバリだから、ハッスルし過ぎないよう、
のんびりゆっくりモードを作り、久しぶりのフィールドを楽しみました。
マスタークラス。
シニアの犬達が活躍する部門。
他の参加の犬達も、年を重ねても皆生き生きとしていて、
どのチームを見ても、これまで通り抜けてきた道のりを感じ、熱くなりました。
スパークとの良い思い出がまた一つ、
そしてディスクドッグとしての節目を一つ作ることが出来ました。
でもこれで終わりではありません。
次の機会にはまた、スパークと一緒にフィールドを走りたいです。
今回は、ゼファー&ターボ&アッシュは応援部隊でしたが、
次回は彼らとの楽しいエピソードもお伝えできたらいいなと思います。
お楽しみに!!