このブログは、認知症疑いの義母、それを見守る夫、私、義弟の3人が義母に振り回される日常を綴っています。
義母は、認知症と診断されていませんが大いに怪しいのです。。
前回の続き。
話題の項目を作る
いよいよ、義母と会う業務の日が来た。
私「いよいよ来たね」
夫「うむ」
私「今日何を話そうね」
夫「そうだね。。最近会話が続かないんだよな」
私「ちょっと考えていこう!」
夫「オッケー大事だよね」
私「まずさぁ、おかあさんが自らあんまりしゃべんないから、我らの話をしようか」
夫「え?俺たちの話って、何かある?」
私「はい。空(息子)の修学旅行の話をしよう」
夫「いいね。あとは?」
私「あとは、私の鍼治療の話しようかな」
私は鍼治療に通っている。
夫「それもいいね。あとは、悪徳電気屋について聞こう」
私「それな。謎のセンサーライトについても聞こう」
夫「あとピアノ弾いてるか聞いてみよう。あとルルがトイレ出来ているかも聞こう。」
私「そうね。あとは、、こんなもん?」
夫「これだけ?こんなの5分で終わるよ。大して答え返って来ないんだから。20個は必要だよ」
私「20個?そんなに項目ある?」
夫「今ちょろっと話しただけでもあるじゃん。あとほら、最近読んだ本について話せば?」
私「あぁ。。」
実は最近読んでる本が、義母の家にもあったのである。。
義母は読書は普通に出来るのだ。
夫「あとさぁ新しい冷蔵庫について聞こうか」
私「あ、いいね。他には、、あ、私、やまさんの子供の頃の写真見てみたいかも」
夫「いいじゃん、それ。それを口実に母の家に入るといいよ。俺と空(息子)は車で待ってるから」
私「そうだね、それでいいか。。えっとやっぱり、空はおかあさんの家に入れちゃだめ?」
夫「めっ
」
私「は?」
夫「邪気があるからダメ
」
私「邪気。。
」
私は夫と話した項目をメモした。
以前は、義母から幾らでも出てくる話が、義母の記憶力の低下とともにほとんどなくなっていった。
こういう話題作りを考えないといけないほど、義母と何を話したらいいか分からなくなっているのだった。。
現地に到着
30分ほどかけて、義母宅近くのインドカレー屋さんに着いた。
駐車場に入ってみると義母の車はない。
私「あれ?来てないよ
」
夫「まぁもう少し待ってみようよ」
今日は息子を連れている。
息子を車から出し(息子は車椅子)、外へ出ると、向かいのスーパー駐車場に義母の姿があった。
帽子をかぶり、いつものズボンとシャツを着ていた。
私「おかーさーん」
声を出したが遠すぎて届かない。
私はライン電話をした。
義母は電話に出ない。
しかし、義母が不意に顔を上げた時、我々と目があった。
手を振る。
義母はにっこり笑った。
そして、こちらに向かって歩き出した。
次回へ続く。
