前回の続き。
義母宅から帰宅し、昼食を食べ暫くすると、スマホに着信があった。
ライン電話である。
見ると、義母からである。
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何だろう?
私「もしもし」
義母「あ、うみさん?私」
私「どうしたんですか?」
義母「あの、ハンカチ。あげるから」

私「あぁ、、ありがとうございます
」
義母「どうしようかしら?」
私「明日、、いや明後日、また、玄関前に置いておいて下さい」
義母「あさって?今から行って届けようか?」
私「いやいやいや。それだけの為にいいですって。それに、移動スーパー来るじゃないですか」
義母「あら、移動スーパーは3時だから大丈夫よ」
私「あー、でも私も出かけちゃうかもしれないんで」
なるべく、義母に運転させたくないので、必死である。
私「あさって、おかあさんの家行きますから」
義母「あさってって何曜日?」
私「えーとですね~、、、、木曜日です」
義母「、、、、、、、、、、、」
義母の声がしない。何やらガサゴソと音がする。
私「もしもし?もしもし?」
あれ~、、これどうなってるのかしら。。もう電話口にいない。。
ガサゴソ、ガサゴソ、物音のみする。
私「もしもーし」
ガサゴソ音のみする。
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私は、義母が再び電話口に出ないと思ったので、電話を切り、ラインでこう文章を送った。
私「あさっての木曜日に、ハンカチを取りにおかあさんの家に行きますね」
文は、既読になったので、多分、大丈夫だろう。。
また再び義母宅に行くことになった。
夫に話す
私「こんなわけで、おかあさんにハンカチを貰うことになったよ」
夫「あぁ、、ありがとう」
私「おかあさん、ハンカチ届ける為に、わざわざ家に来ようとしたから慌てて止めた」
我が家から義母の家まで、車で30分の距離である。
夫「うーん。自分の記憶に自信ないんじゃないか?」
私「私もそう思う。明日は覚えていられてもあさっては難しいのかも。。つーか、別にハンカチ、いらないけど、、。あげるからって言われて、断わるのもな、と思って、、。前ならいるかいらないか、聞かれたんだけど」
夫「もう相手のこと、考えられなくなってるんだよなぁ」
私「うーん。。確かに。まぁ、あさって行ってみるわ」
夫「ありがとう」
次回へ続く。

