私の子供は、数年前から腎不全になり、このままだと小学生いっぱいが限界です、と言われた。
それまで、息子の成長過程ばかり気にしていた私は、そんなのどうでもいいんだわ、となり、思い出を作らねばと必死になった。
具体的には、地元内で旅にでた。忌々しいコロナ禍だったので、県外には出れなかったけど、出かけられる範囲で出かけた。
腹膜透析か腎移植か投薬で治療か。
しかし、投薬では小学生いっぱいが限界なんでしょう?
夫は自分の腎臓があげられないか、思案し、私は怖くて無理と思っていた。
結局、腹膜透析を選択することになり、その為の手術をすることになった。
術後、まだしっかりしていた義母に伝えたら、
「なんで、もっと早く言わないの」
と言ってくれ、義弟くんと一緒にお見舞いを包んでくれた。結構な金額が入っていた。
私は、ここ数年、子供のことでいっぱいいっぱいだった。
腹膜透析はやはり厄介で、それからほぼ毎年入院していた。
私も夫も疲弊することばかり続いた。
やっと最近、落ち着いてきたけれど。
今、献腎移植を待っている。献腎は子供だからか、比較的当たりやすい。
子供のケアをしながら、義母のケアもしなくてはならなくなるかもしれない。
息子の腹膜透析がうまくいかない時期、除水もダメで血圧が170とかの時、義母がふらっと遊びに来ることがあった。
前日に明日行っていいか電話が来て、次の日来ることがあった。
ふらっと来たり、前日連絡はやめて欲しい。
主人が義母にそう言った。
息子のことが大変だから、と。
あの時、私達に余裕がなかった。息子の透析がとにかくうまくいかない。体調も悪い。
義弟くんは、その頃実家から引っ越しをし、義母は一人になった。
それから、義母から遊びに行くとかご飯のお誘いはなくなってしまった。
タイミングが悪かったと思う。