息子には、本当に感謝しています。もし、彼が健常児だったら、こんなに悩んだり、先々に不安を覚えなかったかもしれない。だけど、やっぱり生まれてきてくれたことに、本当にありがとうって言いたい。
彼の病気はかなり希少で、同じ病気と診断されても、症状の重さは人それぞれ。
だから、最初は参考にしよう、と思っていたが、どうやら息子と全く同じ症状が現れている同じ病気の子というのは、いないのかもしれない。
例えば。息子は無呼吸がある。だけど、別の同じ病気の子には無呼吸はない。
息子に筋緊張低下はない。だけど別の子にはある。というように。
遺伝子関連の病気というのは、もう個人差がありすぎて、同じ病気でくくるのは難しいのだと思う。
息子が病気を持って生まれてきたことにより、先天性の病気というのは、本当に色々あるのだと知った。
小さな赤ちゃんが、病院で必死に戦っている姿をたくさん、見た。
それらは、息子が健常児だったら、知ることのない世界だっただろう。
健康で生まれてくるに越したことはない・・もちろん、そうなのだけど。
自分の足で歩けること。呼吸ができること。目が見えること。音を聞くこと。
すべては、当たり前のようでいて、当たり前ではない。
この世界には、様々なハンデを生まれながらに背負って、生きている人たちがたくさんいる。
普通に生活していると、日常に追われて気づかない。
だけど、私は、息子を通してそれらを学ばせてもらった。
私は幸い大きな病気も、ハンディキャップも持っていない。
そのことに、まず、感謝しなければいけない。そして。
息子がいることによって、私は、食品について勉強した。食品と病気の関連。
なぜ、現代は、癌が二人に一人、なるといわれているのか。その原因は何か。明らかに、食べ物に因を発するのだ。
農薬、食品添加物、肉食、乳製品、砂糖・・・私たちが日常的に食べているものは少しずつ私たちの体に侵食して、私たちを壊してゆく。
ただ、それらの毒が少しずつすぎて、気づかない。でも確実に浸食してゆくので、20年、30年したら、やがて病気という形で発症する。
日本という国は、実はいろんな審査基準が甘い。
農薬使用量は世界第二位だし、食品添加物も、海外では使用禁止だったりするのに、日本では認可が下りていたりする。
安くて、便利、を選んで消費してゆくと、健康は大きく阻害されてゆく。
添加物を、避けて通ろうとすると、スーパーに並んでいる食べ物はほとんど食べられないものばかりだ。
だけど。それらを食べて将来病気になるのだったら、避けて通ったほうがいい。
何せ、二人に一人だ。確率は極めて高い。つまり、それだけ日頃口にいれているものというのは、危険、ということに他ならない。
息子が病気だったからこそ、私はそこに気づくことが出来た。だから、最近の我が家の食事といえば、
旦那いわく、「日本昔話みたいな食事」だ(笑)
だけど。それでいいと思う。息子には本当にいろんなことを教えてもらった。
ありがとう。