臘八節には八宝粥をたべるらしい、と言うのを夫が母から聞きつけてきたと言う。

臘八節というのはWikipediaを拝借すると、

もともと中国古来の伝承で、12月に「臘祭」を祝い、その年の豊作を感謝した。紀元5世紀ごろから、12月8日に祝われることになった[1]

また、中国仏教の伝承では、釈迦牟尼が苦しい断食の修業中にスジャーターという女性が食べさせてくれたで元気が出て、悟りに至ったのがこの日だという。他の伝承では、6年の歳月を毎日1食の断食修業の後にこの日の暁の明星を見て菩提樹のもとで悟りを開き、五穀の入った粥を食べたという伝承に基づいている。



ということらしい。

「だから今日は八宝粥をつくる」と、夫が言う。

さっきまでイベントのことすら知らなかったのに、なんでこんなに張り切っているのかわからないが、お昼休み中に近くの中華系スーパーで材料を買いつけてきた。もちろん、もう春節ムードなので、入り口入った瞬間、お菓子やらポチ袋やらでいつもよりごちゃごちゃしているし、目がチカチカするほど赤い。

早速材料を探すが、最初からシクっている。
「買い物リストあるの?」ときくと、

「買うものはパソコンにメモったんだけど、、、だからパソコンにある、、、」

え?それ、ないってことだよね?
メモった意味が、もう、、、

「でも買うもの覚えているから!!!」と強がっていたので、言われるがまま色々探して割と順調にいっていたものの、さあお会計に向かおうとした時、

「八宝粥なのに八品目ない」と夫は焦りだす。

「じゃあ何入れるの?」

「わからない、、、」

「、、、あそうですか」

今日食べたのは七品目の八宝粥でした。