毎日何かを書け、だって

NaNoWriMo(National Novel Writing Month) はアメリカのNPOで11月の、肌寒くなる季節に小説を書こう、という活動を推進している団体。その下準備として普段から書く練習をしろ、というのがアドバイス。で今これを書いている。

 

 

 

 本を読め、だって

もう一つのアドバイスとして、「本をいっぱい読んで、書き方の研究をしろ」というのがあって、今年中23冊(2023年にちなんで)読もうとしている。もちろんスケジュール的に大幅に遅れているので、ズルして児童書も含めることとする。漫画はカウントしない。



 

二週間前にたまたま図書館で見つけた韓江(ハンガン)の『菜食主義者』を読んだ。手に取った時、「村上春樹的ホラーだ」とかなんとか書いてあったので、「どんなホラーだよ」と単純に思ったから。ネタバレなしで要約すると、ごく普通の主婦が社会の期待やプレッシャーに争って、自分を守ろうとしたたくましい姿を描いている。自分の信念を守り抜いて、肉体を次の次元に向かって邁進させる。彼女は菜食主義者からやがてほとんど食べ物を口にしないようになっていくが、病的な心身より、お釈迦様の絶食を思わせる尊さが描かれていた。もちろんそれを理解する人は周りにはいない。誰も尊いとは思っていない。それでも続けていくしか生きる道がない。その切実な思いと孤独な戦いが描かれている。人にはおすすめしづらいけれど、なかなか面白かった。日本語版も出ているが、表紙の雰囲気・テイストが全くちがう。英語版はもっとホラーチックというか、赤は目を引くし、血生臭さを暗示している(?)感じだけれど、日本語版は白地にさっぱりとした玉ねぎのイラストだ。内容とのコントラストがはなはだしい。その分新鮮みがあって日本語版の表紙のほうが合っている気がした。

 

 晩御飯はナシレマ

 


昨日は夫に「すき焼き?それともナシレマ?」と聞いたら「ナシレマ」と返ってきたので、初めてサンバルを作ってみた。もちろんYouTube先生のご指導のもとで。

材料をブレンダーにかけてそれをひたすら煮る・炒めるだけだから簡単と言えば簡単だけど水分を飛ばすまで炒めないといけず、材料は8割玉ねぎだったから予想以上時間がかかった。唐辛子は乾燥させたもので大丈夫というので「これなら99 Ranchで売ってるからいける」と思ってたら唐辛子は一種類しかなく、多分品種も違って、できたサンバルの辛さが足りなかった。まあ一味足せばなんとかなると思う。味のバランスだけは本場さながら、という結果に。

まあ私はおかわりしたけどね、当然。