今年は大変な年明けとなりました。

被災された皆様、どうかお元気で、早くいつもの日常が戻ってくる事を願っています。


年末から、関東では野菜苗の売り場に、種じゃがいも🥔が並び始めます。

まだ早いようにも感じますが、早い方は1月終わり、2月に植える方も多いです。


昔、スーパーで、一消費者としてじゃがいもを購入していただけの頃は、じゃがいもといえば男爵とメークインくらいしか知りませんでした。

でも、実際はもっとたくさん品種があります。ちなみに私の売り場では、今現在15種類ほどの種芋を取り扱っています。


じゃがいもは何をメインに区別するか


①収穫時期(早生・中生・晩生)

②芋の肉質(ホクホク・しっとり)


主にこの二点を基準に、白いか黄色か、また、紫、ピンクなど色のついたものもあります。


他にも細かく見ていくと、収穫後芽が出にくく貯蔵性のよい品種、糖質が少なめで油で揚げても焦げにくいもの、時間が経つと甘くなるもの、なんと生で食べられるものもあります!

実にバラエティに富んでいます。


そんな中でもやはり人気は、男爵とキタアカリ。

どちらもホクホク系で、より早く収穫出来て黄色の芋はキタアカリです。

収穫時期にこだわる理由も色々ありますが、1つは収穫時期が梅雨時期に掛からないようにしたいという点。

じゃがいもは、葉が枯れ初めて色が黄色く変わって来た頃が、収穫とされていますが、雨が続き、土壌がぬれた状態で収穫すると、芋が傷みやすいので、雨の降らない日が何日か続いた後の収穫が良いとされています。


2つ目は、その後の畑の利用です。

4月〜5月になると、果菜類の植え付けシーズン。果菜類とは、トマト、ナス、きゅうり、かぼちゃなどなど。

じゃがいもはナス科の植物なのでその後、同じナス科(トマト、ナス、ピーマンなど)の植物を植えるのはオススメしていませんが、それでも、土壌改良をしたり、苗を選べば植えられますし、色んな野菜を植えたいシーズンと重なります。


その場合、なるべく早く収穫したいとなると、早生タイプの収穫の早い品種を選ぶ方もいます。


迷われてるお客様には、ホクホクとしっとりどちらが食味的に好みかを聞くようにしています。

悩みますよね、すべてじゃがいもですから笑


ちなみに、最大だと約7倍の量が採れると言われています。

1キロ植えたら7キロです。10キロ植えたら70キロ!

でも、じゃがいもって、年間通してかなり消費の多いお野菜じゃないでしょうか?

ちなみに私は好きなので、よく食べます照れ


意外にそんなに手が掛かりません。

以前、前の家で庭に小さな畑を作っていた頃は、じゃがいもを植えていました。



1キロのメークインで、これだけの収穫。

大きいのや小さいのもありましたが、しっかり美味しく食べました。




そして、これがメークインの花です。

白と紫が程よく混ざったキレイな花でした。ちなみに、花も品種に寄って変わってきます。


去年は、引っ越して畑がなくなってしまったので、培養土の袋で試して見ました。



品種は違いますが、2個植えてこれだけは収穫出来ました〜


興味のある方は、ここからシーズンスタートです!植えるのは少し先になりますが・・・

ぜひ試してみて下さいね。


それでは また!