昨年中に観終わって書き溜めたままの下書きを、ちょっと頑張って仕上げていこうと思います。まずはこちらから。
『私の恋愛のすべて』全16話 KNTV 番組HP→KNTV
『ブレイン』で魅了されたシン・ハギュン氏の次作、とっても楽しみにしていました。
本国では視聴率低迷で不発だったみたいだけれど、私はもう~、めちゃめちゃ嵌りました(笑)思いっきりツボにはまって毎回大笑いしながら、楽しく視聴~
正直、どうして本国で受けなかったのか謎です。
全16話で1話もさほど長くないので、ブラックユーモアお好きな方には特におすすめです

お気に入り度はおまけの♪
作品紹介
■SBS制作: 2013年4月~2013年5月 全16話■演出:ソン・ジョンヒョン『ボスを守れ』『天使の誘惑』
■脚本:クォン・キヨン『ボスを守れ』
■出演
シン・ハギュン:『ブレイン』
■脚本:クォン・キヨン『ボスを守れ』
■出演
シン・ハギュン:『ブレイン』
イ・ミンジョン:『マイダス』『ビッグ~愛は奇跡<ミラクル>~』
パク・ヒスン:『いいかげんな興信所』
ハン・チェア:『ウララ・カップル』
■あらすじ
保守派与党国会議員のキム・スヨン(シン・ハギュン氏)と、所属議員たった2人の革新派政党の代表ノ・ミニョン(イ・ミンジョンさん)。
保守派与党国会議員のキム・スヨン(シン・ハギュン氏)と、所属議員たった2人の革新派政党の代表ノ・ミニョン(イ・ミンジョンさん)。
もと裁判官のスヨン。ある意図から政界に討って出るが、国会の現状にへきえき、1年でさっさと辞職するつもりでいる。ミニョンは、大統領候補まで名声を勝ち取りながら、交通事故で急死した姉の遺志を継いでの国会デビュー。鼻息荒いこの二人、ことごとくぶつかってばかりなのだが、なぜか恋愛関係に発展してしまう。対立する政党議員同士の恋愛などご法度な雰囲気のなか、秘密の交際をはじめる羽目に。スヨンをしつこく追い回す後輩記者・ヒソン、ミニョンの姉の夫の弟であるジュナ(実は初恋の相手)と、絡まる周囲とのごたごたを乗り越え
て果たして結婚までこぎつけられるのか…!?
登場人物紹介(画像はLINE CAMERAアプリで遊んでみました~)
キム・スヨン役/シン・ハギュン
元裁判官出身の政治家
「たかが恋愛なのに、なんでこう大変なんだ?」
ハギュン氏、好きだわ~~

もう、もっともっとこの役者の演技を観てみたいです。
やっぱりこの方の本領は映画作品で堪能しなくちゃね。
『JSA』に『高地戦』いつかきっと観るぞー

スヨンは、エリート裁判官から政治家に転向。歯に衣着せぬ物言いが、受けたり攻撃されたりと、はっきり言って党の異端児&お荷物政治家。世の中変えてやろうと思ったけど、もううんざりで、政界から撤退を目論んでいた、のに、ミニョンとの出会いから残留に変更。
認めたくない恋心をもてあましての右往左往ぶりがおかしいのなんのって。。
まあ、ちょっと『ブレイン』のときのオーバーアクション路線が尾を引いてるかなって感じもあり、初めのうちは、観ていてこちらがこっ恥ずかしくなる部分もあったけれど、そういう演出が多かったから余計に感じちゃったのかも。特に序盤のミンジョンさんとの、あの、ハプニングシーンはもう~、なんだこれは~どこに目をやればいいのかしら??って感じで~



しかしなんのなんの、真面目なところはさすがのカリスマ=イ・ガンフン@『ブレイン』のハギュン氏らしく、きっちり、ビシッと決め、はじけるところはもぉ~とことんはじけ、そのメリハリある演じ分けが本当に達者で。
ともするとばかばかしい~で終わりそうな演出でも
ハギュン氏だと心の底から爆笑させてもらえます。ハギュン氏、演技上手すぎる~~

ノ・ミニョン役:イ・ミンジョン 緑の正義党新人議員で党代表

ミンジョンさん、イ・ビョンホン氏とは仲睦まじくお過ごしかしら??(笑)
『マイダス』のときの雰囲気とは、こちらはかなり違っていて、元気いっぱい、一生懸命にぶつかっていく革新党党首、まあそのせいでたくさん墓穴も掘るんだけど。
最初は政治家って感じよりもまだまだ学生さん?なイメージがあったけれど、だんだん見慣れて気にならなくなりました(笑)この美貌で、やることがハチャメチャなので、そのギャップに余計に笑わせてもらえます~。
美貌というと、本当にお美しい。若いときのオリビア・ハッセーさんとお顔の造りが一緒だ~と横顔を見て感動した私です。

ソン・ジュナ役:パク・ヒスン
弁護士でミニョンの首席補佐官。
実はミニョンひと筋♪
右)
アン・ヒソン役:ハン・チェア
スヨンとジュナをふたまたかけちゃうお嬢様、政治部の野党担当記者
左)
左)
メン・ズホ役:チャン・クァン
キム・スヨンの首席補佐官
キム・スヨンの首席補佐官
右)
キム・サンス役:チン・テヒョン
スヨンの秘書官
左)
ムン・ポンシク役:
コン・ヒョンジン
大韓国党議員
大韓国党議員
右)
コ・テリョン役:チョン・ホジン
与党、大韓国党の代表
与党、大韓国党の代表
感想 ネタバレなし
とにかく、ほんっとに痛快なドラマです。
基本はハギュン氏とミンジョンさんのラブライン。
この二人が、与党、野党それぞれの暴れ馬的存在で、慣例慣行になってる政治腐敗を
びしびし正論でたたいては、攻撃されちゃう。
与野党に分かれてるとはいえ主張の根本は一緒、だから結局惹かれあうことに。
2人がおこす問題を中心に、物語は政界の裏側を面白おかしく暴き出していて、設定、セリフの端々に突っ込んだジョークが飛び交って、ほんと可笑しい~~。
政界の実情にかなり辛辣に斬りこんで、ブラックジョークが満載です。
法案を強行成立させるための座り込み(←形だけ~)に裏工作、国会では愛人とメールをやりとりしたり、秘書官に書かせた原稿を読むだけなのですり替えられても気づかなかったり(笑)
政治家の怠慢、不正、慣れあいの常態化を軽妙かつ鋭い目線でばんばん描いていて、ほんと
笑えます。
一方で、現実社会の中で実際に問題視されていることを取り上げ、可笑しいなかにもためになること、考えさせられることもさりげなく含み。。
韓国ならではだな~と可笑しかったのが、問題をおこすと速攻でネット検索用語のトップにあがってしまったり、動画が流されたりしちゃうこと。
日本よりも相当にネット社会化が進行している韓国の世情がしっかり反映されてて、与野党で検索用語合戦をくりひろげるってのも、有りだよね~ってうなってしまいました(笑)
これを政界の方が見たらどんな感想を持たれるのかしらん。ぜひ聞いてみたいわん

はっはっは、とおおらかに笑い飛ばしつつ、顔がひきつっちゃう方もいらっしゃるのでは

ラブラインのほうは、少々きわどい演出やセリフもあって、もちろんコメディ路線なんだけれどお子様にはちょっとよろしくないかも。これはゴールデンタイム向けではないですね。
やっぱりマイナーに、密かに盛り上がって受けるタイプのドラマ、かな。
マイナー好きな私には思いっきり受けましたが~

面白すぎとはいえ、おお、こんな深刻な裏事情があったのね、と驚く伏線も。←ま、韓ドラのお決まり設定ではあったけど(笑)終盤ではシリアスな部分もしっかり。
主演二人のラブコメだけでなく、周りのキャラも生き生きしていてほんとに楽しい。
ミニョンとお互いに初恋相手の、ソン・ジュナ、物語中、一番まともな人物だけど、真面目ななかにも、ほっとするような抜け部分があって、その不器用さ加減にくすっと笑わせてくれる。
ほとんどストーカー娘の勘違いお嬢さまヒソンも、憎めないキャラ。
演じているハン・チェアさん、ものすごーくハン・ヘジンさんに似ている~~って思うのは
私だけ??思わず姉妹かと思って調べちゃいましたよ。確かにヘジンさんは美人3姉妹で有名らしいけどチェアさんと姉妹ではありませんでした

調べついでに知ったのですが、このミンジョンさんのヒロイン役は初めはハン・ヘジンさんだったのが降板されたのですねぇ。チェアさんとお顔が被るから?…なわけないかな

スヨン側近の2人も可笑しかった~。
メン補佐官、何人もの政治家の間を渡り歩いてるベテラン補佐官さん、ってこんな人もいるかもですねぇ(笑)経験豊富でスヨンを公私に渡ってサポート。おじさんのくせに鋭くて、いろんな工作も上手くてとってもお茶目。
秘書官サンスの抜けぶりも絶秒で、スヨンとのボケ&突っ込みやりとりには、毎度毎度たっぷりと笑わせてもらいました

サンスを演じているチン・テヒョンssi、『インス大妃』終盤の燕山君をおどろおどろしくも狂気たっぷりに怪演してドラマを盛り上げていましたが、あのド迫力とはうってかわって愛嬌たっぷりで◎



脇の蝶ネクタイ議員=コ・テリョン役のチョン・ホジンssiも光ってたなぁ。
上層部に上手にこきつかわれていっつも矢面に立たされて、馬鹿正直の素が隠せないので
失態ばかり。案外こういうのって若手議員のふつうの姿だったりして(笑)
彼が最後に選んだ道にも~自分に向いてる道を見つけられてよかったよかった(笑)
地味なところでテリョンの秘書官もちゃっかりしていて最終回では…(笑)
ミニョンの叔母&ぶっ飛び姪コンビも楽しかったし~。
普段、堅い役の多いベテラン俳優さんたちの(チョン・ホジン氏=同伊のお父さん、とか)
コメディセンスも楽しませてもらえて。
メローすぎの恋愛ものは、基本、苦手なkiokioにぴったりの作品でした。
疲れたときにリピして、元気もらっちゃおうかな(笑)
ハギュン氏で遊んでみました。↓もぉ、かわいい~





