2011年12月

まとめて感想

『シークレット・ガーデン』視聴終了

楽しく観ました。はじめ入れ替わる意味が不明でしたが、終盤に近づくにつれて
やっぱり入れ替わる必要があったのね、と大いに納得の展開に。韓ドラ醍醐味のどんでん返しというか、意外な
シリアス事情がしっかり背景に込められていて、さすがだわ~、と最後は唸りました。韓ドラ恐るべし。

『強力班』視聴終了

お初の現代もの視聴のソン・イルグク氏の等身大刑事が嵌まってました。心優しくて情に篤い、魅力的な刑事像でした。事件そのものの描きかたは、サインと被って影が薄くなってしまったかな。

『サイン』16話まで

パク・シニャン氏が最高にかっこいい。かっこいいといっても、『アテナ』のようなハードボイルドタッチのかっこよさじゃありません。不器用な生き方、やり方は権力志向の世渡り上手から見れば、逆にかっこ悪いのかもしれない。でも確かな実力と信念に裏打ちされた、正しいことは正しいと正面きって通せる強さ、人間として魅力的でやはり賞賛したくなります。
対するグァンリョル氏はタックのお父さん役とは反対の悪役ですが、このひとは完全な悪役には絶対になれない人ですね~~。『王と私』もそうだったけれど、権力側についていても彼なりの思惑が深くてちゃんと筋が通っているので、余計に手強い。
グァンリョル氏の絶大な権力にたじろぐことなく、敢然と正道をかざして立ち向かうシニャン氏、恩師のために信念を曲げざるを得なかったその後の身の処し方までも、いちいちかっこいい!(←こればっかりですみません。他に言葉がなくて)
事件のリアルさ(解決、未解決も含め実際の事件を扱っている)、解剖シーンの気迫(シニャン氏は実地に数ヶ月も法医官と現場に立ち会って監督に160ページものレポートを提出!)、主演助演役者の上手さ、セリフのよさ、音楽のよさ。
余りに魅力的なので、毎週、横にぴったり娘が座って一緒に観てます。シニャン氏=ユン・ジフンにぞっこんのようです。
年末年始もサイン観て過ごせるなんて、幸せ~~ラブラブ

『製パン王キムタック』24話まで

評判通り、主人公を応援したくなる、元気と希望と人の温かみを感じさせるいいドラマだと思います。
ちょっと読める展開ではありますが、終盤にきて盛り上がってきて目が放せません。
同じ脚本家・演出家作品で2月からの『栄光のジェイン』も、主役がパク・ミニョンちゃんと『相棒』のチョン・ジョンミョンssiということでさらに楽しみです。

『近肖古王クンチョゴワン』

いいです~久々にじっくり観れる史劇の登場です。軽くないのが好きな私向きです。先週放映の『イ・サン』のテス役イ・ジョンス氏が父王に涙ながらに訴えるシーンには大いに貰い泣きしました。いいシーンだったわ。
李氏朝鮮ばかりに目がいきがちでしたが、ここにきて3国時代の歴史背景もかなり気になっています。
時代的に1~2世代くらいしか違わない近肖古王広開土太王ですが、ドラマ作品としては残念ながら雲泥の差があります。

『広開土太王』39話まで

どーーーーも、つまらん。こんなにつまらない史劇ものって、もしかしたらはじめてかも。
気に入ってご覧になってる方もいると思うので、あくまで私の好みの問題ですけど
扱っている王は超有名な大王、だから脚色もたっぷりしたいんでしょうが、展開もセリフもアクションも大仕立て過ぎて、却って陳腐で、出ている役者さんは史劇ベテランさんばかりなのに、皆さんがベタに見えてしまうのって、これってどうなのか。
特にカメラワークが単調すぎ。役者さんのアップが頻繁に出てくる。それも頭上半分が切れて肩から上が画面に
どアップ。セリフも吐くように怒鳴るシーンが多い。なんでそんなに力入れて話すの?もう少し力を抑えるとか、
ためるとか、して欲しい。観ていてすごく疲れます。
アップで多い表情というのがまた、苦々しく歯軋りしてたり、眉根を動かして憎悪をたぎらせたり、そんなのばかり。だから次の行動が読めてしまう。
要するに、何を考えてるのか分らないような微妙な表情、言葉のやりとり、などという役者さんならではの演技の
「味」がほとんどなくて、皆さんの考えが表情やセリフにストレートに表れてしまうので心情が丸分り。すぐだまされるし、すぐ疑うし、すぐ納得するし(笑)こういうのが監督さんのお好みなんですかね。
まあ、偉大な英雄のおはなしなので動向が気になって今後も観ると思いますけど、倍速です(笑)

『王女の男』先行第1話を観ました。

まさしくロミオとジュリエットを意識した展開です。でも背景的には凄く気になる時代ですし、単なるラブロマンスに終わらせない予感。。冒頭シーンの美しさと切迫感漂う演出が気に入りました。パク・シフ氏は現代ものでも魅せる役者さんですが、やはり史劇の両班のいでたちがとっても似合いますね~。しっかり鍛えてらっしゃるので剣術シーンがとりわけ美しいです。
この悲話にはかなり史実が混ぜ込んであるようです。そのあたりはいずれ別記事で。。
12月視聴中 &1月から視聴予定
『製パン王キムタック』全30話) KBSWolrd(25話~1/10終了 月・火曜 22:05-23:15
『広開土太王』全80話) KBSWolrd(40話~水・木曜 22:05-23:05
近肖古王クンチョゴワン』全60話) 衛星劇場(9話~ 毎週2話 水曜 23:00-1:30
『サイン』全20話)KNTV(17話~1/8終了土・日曜 20:50-22:05
『階伯ケベク』全36話) KNTV 本放送12/26~月・火曜 22:05-23:20
『王女の男』全24話) 衛星劇場  1/15より 毎週2話 日曜 23:00-
録画中&録画予定ドラマ
『龍の涙』全159話)LaLaTV 12/30日終了     月~金曜 7:30-
『成均館スキャンダル』全20話)衛星劇場(3話~  毎週2話 日曜 13:30-
『名家の娘ソヒ(現代・土地)』全52話)KNTV(5話~月火曜 15:25-
『王と妃』 全186話)LaLaTV 1/2より 月~金曜 7:30-10:00
2月以降視聴予定ドラマ
『栄光のジェイン』全24話)KNTV2/4より 土・日曜 20:50-22:05
『根深い木』全24話)KNTV3月から放映予定
集中再放送があります
『幻の王女チャミョンゴ』全39話)LaLaTV2/6より毎日2話月~金曜14:00~

今期は史劇ドラマがどっさり。ですが視聴中の4作品の順位をつけるとなると…
 
サイン > 近肖古王 ・ 製パン王キム・タック > 広開土太王
 
となって、ダントツ面白いのが『サイン』
『近肖古王』『タック』が拮抗、『広開土太王』は、う~~ん
史劇、ちょっと劣勢です。というかサインが良すぎ(笑)
 
とりあえず録画している『龍の涙』年内中にきっちり終わります。
続いての『王と妃』は、『階伯』との兼ね合いで再放送を録ろうと思っています。
『階伯』は久々のイ・ソジン氏です。評判はいまひとつみたいですが、イ・ソジン氏の演技は好きなので頑張ります。『成均館』は人に貸すために録画中(笑)
『名家の娘ソヒ』は、以前サランヘヨさんがご紹介になってました。朝鮮王朝末期から日本植民地時代にわたる背景も気になりますし、原作がベストセラーになった名作だとのことで、じっくりと観たいです。
でで、3月からはいよいよ『根深い木』の登場ーー!!
というわけで、年明け視聴は史劇三昧となりそうです~キラキラうれし…

今年もあと4日になってしまいました。
去年の今頃を思うと、今年の暮れはなんともお気楽です。
大掃除は一区切りついたけれど、気になる引き出しとか戸棚とかは限りなし。
HDにたまったドラマをDVDに落とすのも大変。
お正月は特番で少しはドラマ視聴を休憩できるか、と期待してますが…どうなるやら。