

「王の女」「チャンヒビン」と、恋愛主軸とはいえ政争のごたごた、権力、野望
に満ちた王宮ものが終わって、待ち望んでいた「風の絵師」が始まりました。
なにしろ大好きな正祖の時代ですからね♪
見ないわけには参りません^m^
見ないわけには参りません^m^
正祖の寵愛と庇護の下、実際に宮廷画家として名を馳せた絵師キム・ホンドと
彼と双璧をなす活躍をしながらも生い立ち等が謎に包まれている絵師シン・ユンボク。
実在の二人の有名な絵師を、ユンボクが実は男装の少女だった、
という設定で絡ませながら物語が展開していきます。

彼と双璧をなす活躍をしながらも生い立ち等が謎に包まれている絵師シン・ユンボク。
実在の二人の有名な絵師を、ユンボクが実は男装の少女だった、
という設定で絡ませながら物語が展開していきます。

ユンボクは兄ヨンボクとともに図画署の生徒として絵師になるための修行をしている。
野外写生の授業で、美しい女性が物思いにふけり意味ありげに微笑みながら
僧の傘を手に佇んでいるようすを描くが、女性に見つかり下人に追われ、命からがら逃げる。
実はこの女性、王様の留守中にこっそり謎の僧と密通していた大妃(先王英祖の正室)だった。
逃げた絵描きが図画署の生徒と知ると、提出された写生画からユンボクの絵を見つけ出し、
図画署で風俗画を描くとは何事か、描いた生徒を捕らえ処罰せよと命を下す大妃。
要するに、自分の密会の証拠を隠滅するために躍起になってるわけですね。
野外写生の授業で、美しい女性が物思いにふけり意味ありげに微笑みながら
僧の傘を手に佇んでいるようすを描くが、女性に見つかり下人に追われ、命からがら逃げる。
実はこの女性、王様の留守中にこっそり謎の僧と密通していた大妃(先王英祖の正室)だった。
逃げた絵描きが図画署の生徒と知ると、提出された写生画からユンボクの絵を見つけ出し、
図画署で風俗画を描くとは何事か、描いた生徒を捕らえ処罰せよと命を下す大妃。
要するに、自分の密会の証拠を隠滅するために躍起になってるわけですね。
誰も名乗らない。犯人をどうやって見つけ出すか。
ということで、宮廷から左遷されていた大物絵師のキム・ホンドが呼び戻される。
ホンドは天才画家の名を欲しいままにし正祖に寵愛される絵師。
彼の過去になにがあったか、なぜ宮廷側に彼の敵が多いのかはまだ謎です。
ともかくも、ホンドに生徒たちの授業をさせながら絵の描き手を
突き止めさせようというわけです。
ということで、宮廷から左遷されていた大物絵師のキム・ホンドが呼び戻される。
ホンドは天才画家の名を欲しいままにし正祖に寵愛される絵師。
彼の過去になにがあったか、なぜ宮廷側に彼の敵が多いのかはまだ謎です。
ともかくも、ホンドに生徒たちの授業をさせながら絵の描き手を
突き止めさせようというわけです。
件の絵を眺め驚嘆するホンド。
犯人を突き止めたとして、果たしてその才能をむざむざ潰すことができるのか。
犯人を突き止めたとして、果たしてその才能をむざむざ潰すことができるのか。
ユンボクは初々しく、まだ幼さの残る少年の面影を漂わせた小柄で生意気な生徒。
しかしその才能は非凡で、ホンドが犯人がユンボクであると見抜くのに
さして時間はかからなかった…
しかしその才能は非凡で、ホンドが犯人がユンボクであると見抜くのに
さして時間はかからなかった…
小さな接点が重なり次第に師弟の距離は近づくが、
ホンドはユンボクを処断せねばならないことに苦しむ。
明日は犯人が裁かれるという前日、とうとうユンボクに自分の任務を打ち明け
明日、あの絵を描いた者は刑に処され手を潰され、一生筆を持てなくなる、
何故あんな絵を描いたのだ、と告げる。
衝撃を受けるユンボク。
脳裏によぎるのは幼いころ、手を取って絵を教えてくれた父の面影
どうやらユンボクが男装し絵師を目指すのには父の死が絡んでいるようす…
ホンドはユンボクを処断せねばならないことに苦しむ。
明日は犯人が裁かれるという前日、とうとうユンボクに自分の任務を打ち明け
明日、あの絵を描いた者は刑に処され手を潰され、一生筆を持てなくなる、
何故あんな絵を描いたのだ、と告げる。
衝撃を受けるユンボク。
脳裏によぎるのは幼いころ、手を取って絵を教えてくれた父の面影
どうやらユンボクが男装し絵師を目指すのには父の死が絡んでいるようす…
師の配慮で一旦は都から逃れかけるが、実は師ホンドが、自分の責任を被る本心で
あることに気づき、都に取って返すユンボク。
案の状、約束の期日までに犯人を見つけられなかった責任を取ると言って、
自分の手を巨石の下に差し出すホンド。
そこに飛び込むユンボクは涙ながらに自分が犯人だと告白するが、
それを聞いて飛び出したのは兄のヨンボク。
いいやあれは、自分が描いたのだ、と兄も罪を被ろうとする。
あることに気づき、都に取って返すユンボク。
案の状、約束の期日までに犯人を見つけられなかった責任を取ると言って、
自分の手を巨石の下に差し出すホンド。
そこに飛び込むユンボクは涙ながらに自分が犯人だと告白するが、
それを聞いて飛び出したのは兄のヨンボク。
いいやあれは、自分が描いたのだ、と兄も罪を被ろうとする。
お兄さん、血は繋がっていません。勿論ユンボクが女人だと知っている。
弟でありながら、実は義妹。
ヨンボクのユンボクへの想いは兄以上のもの、のようです。
弟でありながら、実は義妹。
ヨンボクのユンボクへの想いは兄以上のもの、のようです。
師と兄弟が互いに罪を被りあう様子は皆の涙を誘わずにいられない。
勿論観ている私も涙、涙。。。
しかし冷酷な大妃、刑の執行を命じ、ホンドの手に巨石があわや落下…!
勿論観ている私も涙、涙。。。
しかし冷酷な大妃、刑の執行を命じ、ホンドの手に巨石があわや落下…!
そこに、正祖が登場。
雨を降らせるための儀式を執り行い清の使節を接待していたはずの正祖。
しかし件の絵を目にした途端この茶番の真相を見抜き、それを暴くために
戻ってきたのでした。
雨を降らせるための儀式を執り行い清の使節を接待していたはずの正祖。
しかし件の絵を目にした途端この茶番の真相を見抜き、それを暴くために
戻ってきたのでした。
正祖の役者さん、私が観るのはこれで4人目♪
「イ・サン」のイ・ソジン様が断トツですが、「漢城別曲」「正祖暗殺ミステリー」
のお二人も物語にマッチしていて好きです。
今回のぺ・スピンは、「海神」では悪役でしたが、王族の血筋を持つ役回り、よく似合います。
大妃との冷戦を常に上位に立って見下ろしつつ、半分楽しむかのように演じている様子、
なかなかいい感じです。刑をやめさせるくだりもうまい。
「イ・サン」のイ・ソジン様が断トツですが、「漢城別曲」「正祖暗殺ミステリー」
のお二人も物語にマッチしていて好きです。
今回のぺ・スピンは、「海神」では悪役でしたが、王族の血筋を持つ役回り、よく似合います。
大妃との冷戦を常に上位に立って見下ろしつつ、半分楽しむかのように演じている様子、
なかなかいい感じです。刑をやめさせるくだりもうまい。
「私は忘れていません。」と微笑みながら大妃に告げる正祖。
亡き祖父=英祖が新しく迎えた王妃を褒めていた。
豊かな福耳、その下の赤いほくろは開運のしるしだ、と。
ユンボクが描いた女性の耳下には赤いほくろ。
この女性が大妃本人であることを私は知っている…と大妃にほのめかしたわけです。
亡き祖父=英祖が新しく迎えた王妃を褒めていた。
豊かな福耳、その下の赤いほくろは開運のしるしだ、と。
ユンボクが描いた女性の耳下には赤いほくろ。
この女性が大妃本人であることを私は知っている…と大妃にほのめかしたわけです。
かくして刑は取りやめとなり、しかし収拾をつけるため、
兄ヨンボクは図画署を追放され丹精室(絵の具を作る工房)に入れと命じられる。
自分のために絵師への道を閉ざされた優しい兄。
ユンボクは耐えられず図画署を飛び出し、一人山中をさまよい、
自らの右手に石を振り下ろす…。
兄ヨンボクは図画署を追放され丹精室(絵の具を作る工房)に入れと命じられる。
自分のために絵師への道を閉ざされた優しい兄。
ユンボクは耐えられず図画署を飛び出し、一人山中をさまよい、
自らの右手に石を振り下ろす…。
琴の名手である妓芸のチョンヒャンは、他の男とは違う不思議な魅力を持つ
ユンボクに惹かれている。
ユンボクがチョンヒャンを見つめるまなざしには、女人としての幸せを封じた
自身の悲しみとそれゆえのチョンヒャンへの憧れが宿っているようなのだが…
男と信じているチョンヒャンには分からない。
ユンボクに惹かれている。
ユンボクがチョンヒャンを見つめるまなざしには、女人としての幸せを封じた
自身の悲しみとそれゆえのチョンヒャンへの憧れが宿っているようなのだが…
男と信じているチョンヒャンには分からない。
チョンヒャンの助けで師ホンドもとにに預けられたユンボク。
初めは反抗するが、絵心を取り戻させようとする師の前に、再び手に筆を執る…
初めは反抗するが、絵心を取り戻させようとする師の前に、再び手に筆を執る…
天才二人が部屋中に紙を張り巡らし、街の人々の様子を生き生きと描き出して
いく様は圧巻です。
いく様は圧巻です。
折りしも清皇帝への手土産の絵を図画署の元老絵師に描かせていた正祖、
どの絵もありきたりで気に入らない。
そこへホンドが持ち込んだのはあの街の絵。。。
朝鮮の人々の生きた姿が中国の故事になぞらえて描かれた見事な絵は
ひと目で正祖の心を掴み、この褒美になにを望むかとホンドに尋ねる。
どの絵もありきたりで気に入らない。
そこへホンドが持ち込んだのはあの街の絵。。。
朝鮮の人々の生きた姿が中国の故事になぞらえて描かれた見事な絵は
ひと目で正祖の心を掴み、この褒美になにを望むかとホンドに尋ねる。
ホンドはこの絵を描いたのは自分ひとりではない。
若い生徒に助手を頼んだ。彼を絵師として取り立てて欲しいと。
若い生徒に助手を頼んだ。彼を絵師として取り立てて欲しいと。
図画署の絵師試験に出る資格を得たユンボク。
絵師になるための夢に向かい大きな一歩を踏み出す。
課題は二つ。誰もが無難なほうを選ぶなか、詩を読んでその情景を描く、
という難しい課題にひとり挑むユンボク。
絵師になるための夢に向かい大きな一歩を踏み出す。
課題は二つ。誰もが無難なほうを選ぶなか、詩を読んでその情景を描く、
という難しい課題にひとり挑むユンボク。
女性がブランコに揺れ興じるその詩、ユンボクはブランコを見た事がない。
街に出て、端午祭の噂を聞きつけ、川辺に女性が集まり沐浴をするそこには
ブランコがあることを知る。
なんとか女装し端午祭に潜入するユンボク。
本当は女性なんだからびくびくすることはないはずなのだけれど。
女性たちが髪を洗い、楽しそうに談笑し、ブランコに興じる…
夢中で絵筆を執るユンボク。
見事な描きざまに女性たちが群がり歓声を上げる。
街に出て、端午祭の噂を聞きつけ、川辺に女性が集まり沐浴をするそこには
ブランコがあることを知る。
なんとか女装し端午祭に潜入するユンボク。
本当は女性なんだからびくびくすることはないはずなのだけれど。
女性たちが髪を洗い、楽しそうに談笑し、ブランコに興じる…
夢中で絵筆を執るユンボク。
見事な描きざまに女性たちが群がり歓声を上げる。
そこになんと師のホンドまで女装して登場!
ユンボクが心配でやってきたのだが、わき目も振らず筆を動かす
女装したユンボクを見つめるホンドの目には疑惑の色が…
色白で柔らかな喉の線、ほっそりと繊細でしなやかな指、
ユンボクの女性らしさに気づいたような感じがするが、これはまだ不明です。
ユンボクが心配でやってきたのだが、わき目も振らず筆を動かす
女装したユンボクを見つめるホンドの目には疑惑の色が…
色白で柔らかな喉の線、ほっそりと繊細でしなやかな指、
ユンボクの女性らしさに気づいたような感じがするが、これはまだ不明です。
師のほうは男性だとバレ、ユンボクも着物を奪われた妓芸に見つかり、
大慌てで逃げる二人…
大慌てで逃げる二人…
第4話まで書いてみました。
今後の見所は、ユンボクの父の死とホンドの旧友の死がどう繋がっていくのか…
ユンボクが女性であることをホンドはいつ見抜くのか…
ホンドを放逐しようとする大妃の伯父と図画署の別提チャン・ビョスクらの陰謀は…
ユンボクが女性であることをホンドはいつ見抜くのか…
ホンドを放逐しようとする大妃の伯父と図画署の別提チャン・ビョスクらの陰謀は…
笑いあり、ミステリーあり、なにより切なく絡む師弟の愛の行方がとっても気になる
今後の「風の絵師」。当分夢中になりそうです(~o~)
今後の「風の絵師」。当分夢中になりそうです(~o~)