あららーー。周回遅れになってしまいました(汗汗…)
本日放映が終わると残り三話になってしまうのですがーー^_^;
とりあえず前回の続き。頑張ります★★

クギョンを失う頃と時を同じくして、まるで天からの贈り物
のように?新しいブレーンとの出会いがサンを待っていました。
「新たなクギョンの登場ですな」などと言ったのは他でもない
大妃の腹心・ソクチュですが、「そんな若造など…」と大妃は
全く意に介してませんでしたねー。確かに相手にならないというか、
このなんとも純真無垢?なような青年に、蛇のような大妃の毒牙が
かけられなければいーのですが…

図書館の官吏=検書官たちから、法で禁じられている高利貸しが横行し
借金を払えない民が清国に人身売買されている、という情報を得て
自ら捜索に乗り出すサン。
途中、成均館(国立の学問所なんだそうです。アイスマンさま談♪)に、
王様が出した課題への儒生たちの解答のチェックをしに立ち寄りますが、
そこから逃げようとして塀に登り、降りられなくなっている儒生に
助けを請われます。
もー、王様に手を貸してくれ~!なんて。
これが最初の出会いなんだから、笑えます。
サンもお忍びの格好だし、半分呆れ顔で手を貸します(~_~;)
さてサンの出した課題に完璧に答えた儒生、答案に名前がありません。
一番に出して、名前書き忘れて、こっそり脱出。タダ者じゃありませんね。
この儒生、人身売買根絶を訴え高利貸しの拠点情報もしっかり書いていて、
それを元に現場に向かうサンと三人組。

捜査するうち一人になったサンは、そこでさっきの儒生とばったり!
まだこの儒生が、件の答案を書いた当人だと王様は知りません。
一緒に倉庫に逃れ、閉じ込められる羽目に…
この儒生、今度は倉庫の小麦粉を使って何かを始めます。
小麦粉爆弾を作って脱出しようというのです!
サン、書物で読んではいても実際に目にするのは初めてで興味津々♪
懐から潜望鏡を出して外を偵察するのを見ると、目の色が変わって
自分にも貸してくれーって、もう子供みたい…(~_~;)
本当に知的好奇心が旺盛な王様です。

無事脱出して互いに名乗る段になると、サンの顔を見て相を読もうと
する儒生、易学にも通じているらしい。
「実は王だ」とサンが名乗っても「じゃあ、私は領議政だ♪」なんて
うそぶいて去っていく、大胆不敵な若者なのでした。

「初めて会った時のクギョンに似ていた」とサンに言わしめたこの若者
の名はチョン・ヤギョン。テスに調べさせたところ、成績優秀で
成均館の期待の星、なのに何故か大科には落ちているという変り種。
いつも学問所を抜け出して、不当な処遇に困っている民のため
訴訟を代行してやっているのです。
政治学、科学、易学に刑律まで熟知している若者。
チェゴンにもヤギョンの答案を見せて、その非凡さを確認したサンは、
型破りな解答のため採点官が落としたのを見抜き、次の大科では
王様自らが合格者を選別することにします。

こうして見事、主席合格して宮中に入ったヤギョン。
サンが本物の王様だと知って大慌て…祝杯を受けるにも
戦々恐々ですが、からかい半分に議論を吹っかけるサンにまんまと
乗せられ、論じる論じる。王様相手に朝まで語り明かし、王立図書館
の貴重な書物まで直々に賜り、大喜びです。

「王様に新しい恋人ができた」

宮中でもたちまち噂の的、その優秀さはクギョン以上なのかもしれません。
クギョンとちょっと違うのは、純粋に知識欲に駆られているだけで、
野心とは無縁の底抜けの?明るさを持っているところ。
そこが救いにも感じられます。
今後この純粋さが宮中の毒気におかされて、
変質していかなければいいのですが…

一方ソンヨンは親蚕礼という席で、名誉挽回の機会に恵まれます。
下の者からの質問に王室の女性が答える大事な場面、
良家で高等な教育を受けて育った新しい側室・和嬪が答えられない質問に、
ソンヨンが代わって完璧に答えて周りを驚かせるのです。
ソンヨンは、母后に邪険にされてもしっかり勉強を怠らずに精進し、
持ち前の聡明さで力をつけていたのですね。
側室・和嬪は、若いけれど亡き元嬪とは違ったタイプのようです。
育ちのよいお嬢様、悪意のある傲慢さや我がままさは今のところは
なさそうですね。
見事に答えたソンヨンを見て母后にそっと
ソンヨンを見直したことを打ち明けていました。

懐妊の兆しに気づいた宜嬪は密かに医女に診せ慎重に対処します。
元嬪のこともありますが、やはり王様を心から思う賢明なソンヨン、
どうすればよいかがちゃんと分かっています。

そんな折、人身売買の現場を押さえ、不正入国した清国の商人を
捕らえたサンですが、折り悪く清からの使節団がやってきて、
その大使から捕らえた商人を引き渡すよう要求されます。
朝鮮で罪を犯したのだから、尋問してからでなくては引き渡せないと
応じない王様に、使節団は強気です。互いに譲らぬなか、
清国側の兵士が朝鮮の兵士と対峙、武力衝突するまでに事は発展。

ところでこの大使は、宜嬪ことソンヨンが図画署にいたころ
清に行った折にお世話になった方でした。
王様が清の使節と膠着状態にあると知り、温和な大使のことを
知っている宜嬪は、なにか事情があるに違いないと察し、
大使と話すため母后に外出の許可をとりつけます。
はじめは渋い顔で受け入れなかった母后ですが、事情が次第に
深刻化してくると、ソンヨンを頼るしかなく…

喜んで宜嬪を迎えた大使はお祝いの詩を書いた絵をソンヨンに
贈りますが、そこには孤立している大使の苦悩が隠されていました。
それを知ったソンヨン、王様に大使の心の中を探ってはと提案。
その言葉通り心中を問うサンに、大使は悩みを打ち明けます。
清国では長引く内乱で国庫が苦しくなり民の不平が高まっており、
一部の強硬派たちが民の不満を紛らすために、朝鮮に戦争をふっかけ
ようと目論み、今回の件で言いがかりをつけようとしている、
自分はその策は正しくないと信じているが、彼らを抑えられずに
苦慮しているのだと。
そこでサンは、かねてから自身が準備していた策で互いに利益が
得られるのではと持ちかけます。

その策とは、人参の取引の自由化でした。人参、あの、薬として
有名な韓ドラ時代劇ではおなじみの「人参」です(^.^)
今まで密貿易で朝鮮側が利益を独占していた人参を、
正式な貿易品目とすることで、清側も取引による収入を得られ、
朝鮮でも品質向上のため生産を推進して利益を上げられる、
ということで両者にとってもよい打開策となる、というのでした。

清の強硬派たちも納得し、またサンも重臣たちの了承を得て
晴れて人参の正式な取引が行われることになり、
使節団も罪人たちの件では譲歩、両国の危機は回避されたのでした。

母后も今回の件での宜嬪の手柄を認めないわけにはいきません。
そしてそんななか、御医の診断で懐妊が明らかになったソンヨン。
王様は「生涯最高の贈り物だ」と宜嬪を抱きしめ大喜び。
中殿も自分のことのように喜び祝いの品を送りますが、
母后からはなんのお祝いもありません。

流石に耐えかねたサンが母后を訪れると、そこに呼び出された
宜嬪もやってきます。
二人を前に、母后はソンヨンに正式に正二品の側室の位を授けます。
妊娠してやっとやっとやーーっと、お母様から側室として認めてもらえた
ソンヨン。
「これからは義母と思うように」とまで言って貰えました♪
本当に、よかった~~~~(*^。^*)♪

というところで、次回はめでたくご出産!!です。
しかし終盤の事件が次々と…^_^;
なんとか周回遅れにならないよう、アップしたいと思います♪