クギョン、亡くなってしまいました(ToT)
久々に大泣きしながら観たので、翌日まぶたが悲惨なことに…(~o~;)
クギョンを失って新たなブレーンと出遭ったサン、
ソンヨンも懐妊し、物語も終盤へと盛り上がってきました。
そのクギョンの死…
テスがクギョンの最後の改心を王様に伝えたので、
死刑とはならず、流刑に処せられることになったクギョン。
テウたち重臣は考え直しを迫りますが、サンの決意は変わりません。
命を奪わずに済むちゃんとした名目があるのです。
サンとしてはここは譲れないに決まってます。
別れを前に、なぜ改心したことを黙っていたかとサンが尋ねました。
誰でもそう思のではないかしら。弁明して当然だと思うのですが
それをしないところが、クギョンらしさなのでしょう。
例え中止したとしても、犯した罪の重さが変わるわけではない。
そういうところはいつも自分に厳しいクギョンでした。
最後は本来の正道に忠実なクギョンらしさが戻って、ちょっと救われました。
しかしサンは厳しい表情のまま、
そなたの罪を生涯許すことはない、一生元の同志になることはない、と
クギョンを突き放します。
こわばった表情を見ると、サンが必死に王の立場を保ちながらも、
心が崩れないよう耐えているように見えます…
ジャンボが荒れていました。罪人になった上官なんか知らない、
流刑地に移送されるところなんて見送らない、と強がっていましたが、
民衆がクギョンの乗った護送車に石を投げるのを見ると
泣きながら怒って止めに入っていました。
自分ではどうすることもできない、やり場のない怒りと悲しみの板ばさみ。
ジャンボの気持ちが痛いほどよくわかるシーンでした。
サンはいつも通り国政をこなしていきますが、心はどこか虚ろです。
尚膳にも漏らしていました。
「あの者ならなんというか、どうしろというか、つい考えてしまう」
いろんな難局を二人三脚で乗り越えてきたのです。
しかし大罪を犯した者に温情を抱くのは王として許されないこと。
わかっているのに割り切れない…
「あの者は臣下である前に私の親友なのだ」
宿衛所の大将の座が空いたままになっているので、
後任を選んではと進言するチェゴンにはっとする王様。
一応「わかった」と答えるものの、複雑な表情のサン。
そんなサンの気持ちを一番理解していたのは、宜嬪ことソンヨンでした。
母后から、新しく入宮した側室の所へ今日こそ行くように、と小言を
言われても、足はソンヨンのいる部屋へと向かってしまうのです。
チェゴンの進言についても、ソンヨンの前では素直な言葉が出ます。
「大将の座には、ホン承旨以外の者を据えたくはないのだ」
後に廃止された宿衛所、五軍営改革案の一端だったようですが、
王様のこんな思いもあったのかもしれません。
サンが口に出したくても出せない本音を、ソンヨンは代わって言葉にします。
「王様はあの者を恨んではいらっしゃいません。むしろ恋しがっておられます」
そして、本心ではクギョンを許したいと思っておいでなのだと。。。
「罪を許すことはできなくても、あの者を許すことはできます」
これはサンにとっては救いの言葉だったでしょう。
じっとソンヨンを見る王様。驚きから微笑みに変わった表情には
自分の思いを口にしてくれたソンヨンへの感謝が込められていました。
そうそう、サンは大妃にも釘を刺していました。
「一体大妃様は、どのようにして宿衛大将を丸め込んだのです」
と怒りの言葉をぶつけるサン。
いつにも増して凄みのある厳しさで詰め寄る王様に、さすがの大妃
もしどろもどろです。
そんな大妃に王様は、先王から預かっている遺言のことを
ほのめかします。
あの、廃位の宣旨ですね!
そんなものの存在など露知らなかった大妃、
王様に弱味を握られていることを知って心配になり
ソクチュに調べさせます。
テスは王様に随行して流刑地近くまで来たついでと言って、
クギョンを訪ねます。
が、実はサンがクギョンの様子を見てくるようテスを送ったのでした。
過酷な流刑地の、厳しい生活にすっかりやつれ、
もてなしに出してくれた膳も余りに粗末。言葉も出ないテス。
王様に、クギョンから預かった手紙と、軍営の改革案を手渡しながら、
クギョンの具合が良くないことを知らせます。
しかし流刑地にいるクギョンには、そんな王様の本心を知る術も
ありません。
王様と過ごした日々を思いながら、後悔と無念で心を痛め、
来世では許して下さいますか、と失意のなか次第に病んでいくのです。
王様はソンヨンの言葉通り、クギョンを許していることをなんとか
直接伝えたい、と、テスに命じて密かに都近くに連れ出そうとします。
ところが、テスが迎えに行ったときには既に手遅れ…
病に蝕まれたクギョンが倒れているのを発見し、急ぎ王様に知らせます。
罪人のいる流刑地に王様自ら出向くなど、あってはならないこと。
チェゴンは止めますが、
なんとしても本人に伝えたいことがある、と制止を振り切り
宿衛官らと宮殿を飛び出すサン。
しかしクギョンは既に虫の息。。。
その枕元に駆け寄り、サンはクギョンを恨んでいないこと、
許していることを伝えますが…
王様に手を握られ、最後の力を振り絞り、
「私の忠誠心を信じてください。そして
これ以上私のためにお心を痛めないで下さい。
王様から受けたご恩を私は決して忘れません」
そう言い残して息を引き取るクギョン。
とうに許していたのに、自分がそれを伝えるのが遅かったために
死なせてしまった、と後悔の涙を流すサン。
三人組も受け入れがたい恩人の死に涙を流します…
クギョンの国葬が執り行われ、王様の片腕として朝廷の頂点に上り詰めた
巨星の早すぎる死に、味方側はもちろんのこと、老論や大妃ら
敵方の諸侯たちですら呆然とし言葉少なです。
中殿が、一番複雑な様子だったのが印象的でした。
「結局私は、なんのためにあれほどあの者を憎んだのだろう」
王様のため、国のためという一点は同じであっても
立場が違えばそこに至る道も違ってしまうものです。
さてここから、クギョンファンとして、ちょっと分析。
クギョンが間違ってしまったのは、やはり大妃の誘いを
無視できなかったからではないかと思います。
若く野望に満ちているとはいえ、クギョンが老論たちと
大きく違っていたのは、派閥に組することなく自分の意思で、
王様と共に歩むことを決意し常に王様の側に立っていたこと。
しかし絶大な権力を手にし、妹を入宮させたころから、
王様とは関係のないところで、自分自身の欲を持ってしまった。
大妃はうまくそこに付け込んで、王様のためといいながら
クギョン自身の欲を満たすために、また立場を守るために
どうすればよいかをじわじわと小出しにして、
クギョン本来の立ち位置から引き離してしまった。
結局、大妃のような一筋縄ではいかない大物を相手にするには
クギョンは若く経験不足でした。
サンが大妃に怒りをぶつけたのも、それを見抜いたからだろうと
思います。
諸悪の根源は大妃。ってところでしょうか。
どうして廃位をすぐに実行しなかったのか…
もう、そんなことを私ごときがここで言い立てても仕方ないんですが!!
新しいブレーンと宜嬪の懐妊については、次の記事で。
久々に大泣きしながら観たので、翌日まぶたが悲惨なことに…(~o~;)
クギョンを失って新たなブレーンと出遭ったサン、
ソンヨンも懐妊し、物語も終盤へと盛り上がってきました。
そのクギョンの死…
テスがクギョンの最後の改心を王様に伝えたので、
死刑とはならず、流刑に処せられることになったクギョン。
テウたち重臣は考え直しを迫りますが、サンの決意は変わりません。
命を奪わずに済むちゃんとした名目があるのです。
サンとしてはここは譲れないに決まってます。
別れを前に、なぜ改心したことを黙っていたかとサンが尋ねました。
誰でもそう思のではないかしら。弁明して当然だと思うのですが
それをしないところが、クギョンらしさなのでしょう。
例え中止したとしても、犯した罪の重さが変わるわけではない。
そういうところはいつも自分に厳しいクギョンでした。
最後は本来の正道に忠実なクギョンらしさが戻って、ちょっと救われました。
しかしサンは厳しい表情のまま、
そなたの罪を生涯許すことはない、一生元の同志になることはない、と
クギョンを突き放します。
こわばった表情を見ると、サンが必死に王の立場を保ちながらも、
心が崩れないよう耐えているように見えます…
ジャンボが荒れていました。罪人になった上官なんか知らない、
流刑地に移送されるところなんて見送らない、と強がっていましたが、
民衆がクギョンの乗った護送車に石を投げるのを見ると
泣きながら怒って止めに入っていました。
自分ではどうすることもできない、やり場のない怒りと悲しみの板ばさみ。
ジャンボの気持ちが痛いほどよくわかるシーンでした。
サンはいつも通り国政をこなしていきますが、心はどこか虚ろです。
尚膳にも漏らしていました。
「あの者ならなんというか、どうしろというか、つい考えてしまう」
いろんな難局を二人三脚で乗り越えてきたのです。
しかし大罪を犯した者に温情を抱くのは王として許されないこと。
わかっているのに割り切れない…
「あの者は臣下である前に私の親友なのだ」
宿衛所の大将の座が空いたままになっているので、
後任を選んではと進言するチェゴンにはっとする王様。
一応「わかった」と答えるものの、複雑な表情のサン。
そんなサンの気持ちを一番理解していたのは、宜嬪ことソンヨンでした。
母后から、新しく入宮した側室の所へ今日こそ行くように、と小言を
言われても、足はソンヨンのいる部屋へと向かってしまうのです。
チェゴンの進言についても、ソンヨンの前では素直な言葉が出ます。
「大将の座には、ホン承旨以外の者を据えたくはないのだ」
後に廃止された宿衛所、五軍営改革案の一端だったようですが、
王様のこんな思いもあったのかもしれません。
サンが口に出したくても出せない本音を、ソンヨンは代わって言葉にします。
「王様はあの者を恨んではいらっしゃいません。むしろ恋しがっておられます」
そして、本心ではクギョンを許したいと思っておいでなのだと。。。
「罪を許すことはできなくても、あの者を許すことはできます」
これはサンにとっては救いの言葉だったでしょう。
じっとソンヨンを見る王様。驚きから微笑みに変わった表情には
自分の思いを口にしてくれたソンヨンへの感謝が込められていました。
そうそう、サンは大妃にも釘を刺していました。
「一体大妃様は、どのようにして宿衛大将を丸め込んだのです」
と怒りの言葉をぶつけるサン。
いつにも増して凄みのある厳しさで詰め寄る王様に、さすがの大妃
もしどろもどろです。
そんな大妃に王様は、先王から預かっている遺言のことを
ほのめかします。
あの、廃位の宣旨ですね!
そんなものの存在など露知らなかった大妃、
王様に弱味を握られていることを知って心配になり
ソクチュに調べさせます。
テスは王様に随行して流刑地近くまで来たついでと言って、
クギョンを訪ねます。
が、実はサンがクギョンの様子を見てくるようテスを送ったのでした。
過酷な流刑地の、厳しい生活にすっかりやつれ、
もてなしに出してくれた膳も余りに粗末。言葉も出ないテス。
王様に、クギョンから預かった手紙と、軍営の改革案を手渡しながら、
クギョンの具合が良くないことを知らせます。
しかし流刑地にいるクギョンには、そんな王様の本心を知る術も
ありません。
王様と過ごした日々を思いながら、後悔と無念で心を痛め、
来世では許して下さいますか、と失意のなか次第に病んでいくのです。
王様はソンヨンの言葉通り、クギョンを許していることをなんとか
直接伝えたい、と、テスに命じて密かに都近くに連れ出そうとします。
ところが、テスが迎えに行ったときには既に手遅れ…
病に蝕まれたクギョンが倒れているのを発見し、急ぎ王様に知らせます。
罪人のいる流刑地に王様自ら出向くなど、あってはならないこと。
チェゴンは止めますが、
なんとしても本人に伝えたいことがある、と制止を振り切り
宿衛官らと宮殿を飛び出すサン。
しかしクギョンは既に虫の息。。。
その枕元に駆け寄り、サンはクギョンを恨んでいないこと、
許していることを伝えますが…
王様に手を握られ、最後の力を振り絞り、
「私の忠誠心を信じてください。そして
これ以上私のためにお心を痛めないで下さい。
王様から受けたご恩を私は決して忘れません」
そう言い残して息を引き取るクギョン。
とうに許していたのに、自分がそれを伝えるのが遅かったために
死なせてしまった、と後悔の涙を流すサン。
三人組も受け入れがたい恩人の死に涙を流します…
クギョンの国葬が執り行われ、王様の片腕として朝廷の頂点に上り詰めた
巨星の早すぎる死に、味方側はもちろんのこと、老論や大妃ら
敵方の諸侯たちですら呆然とし言葉少なです。
中殿が、一番複雑な様子だったのが印象的でした。
「結局私は、なんのためにあれほどあの者を憎んだのだろう」
王様のため、国のためという一点は同じであっても
立場が違えばそこに至る道も違ってしまうものです。
さてここから、クギョンファンとして、ちょっと分析。
クギョンが間違ってしまったのは、やはり大妃の誘いを
無視できなかったからではないかと思います。
若く野望に満ちているとはいえ、クギョンが老論たちと
大きく違っていたのは、派閥に組することなく自分の意思で、
王様と共に歩むことを決意し常に王様の側に立っていたこと。
しかし絶大な権力を手にし、妹を入宮させたころから、
王様とは関係のないところで、自分自身の欲を持ってしまった。
大妃はうまくそこに付け込んで、王様のためといいながら
クギョン自身の欲を満たすために、また立場を守るために
どうすればよいかをじわじわと小出しにして、
クギョン本来の立ち位置から引き離してしまった。
結局、大妃のような一筋縄ではいかない大物を相手にするには
クギョンは若く経験不足でした。
サンが大妃に怒りをぶつけたのも、それを見抜いたからだろうと
思います。
諸悪の根源は大妃。ってところでしょうか。
どうして廃位をすぐに実行しなかったのか…
もう、そんなことを私ごときがここで言い立てても仕方ないんですが!!
新しいブレーンと宜嬪の懐妊については、次の記事で。