とうとう、クギョンが落っこちてしまいました。。。
初めからわかってはいましたが、こんな大それたことまで
してしまった末の転落ならば、仕方がないなーー(T_T)
と無理やり納得せざるを得ないクギョン・ファンには悲しすぎる
今週の展開でした。
まずは前半、ソンヨンのその後から…

ソンヨンは側室・宜嬪として宮廷のしきたり等を教育係から学び、
飲み込みが早いと評判は高く、王様・中殿にも大切にされています。
が、母后にだけは何度挨拶に訪れても会ってはもらえず、
つらい日々が続きます。
王様に心配をかけまいと気丈に耐え、母后へのお誕生日のお祝い
を手作りしたり、本当に健気なソンヨン。。。
しかし母后は次の側室選びを進めるのです。

中殿はそんな宜嬪のため、図画署の茶母からお付きの尚宮を選ぶことに。
まんまとその機会を利用して、女官に転身しソンヨンの元にやってきたのは
先輩のチョビでした♪
このひと、初めの頃はさんざんソンヨンをいじめて洗濯ばっかりさせてたクセに、
テスに恋してからはすっかりソンヨンの味方になっちゃって。
全く調子のよい先輩です(ーー;)
今回もソンヨンのためというより、下心が見え見えですねー。
でもなぜか憎めません。
そうそう、中殿付きの尚宮は「チャングム」のミン尚宮役の女優さん♪
チョビはやっぱり意地悪なヨンノ役の女優さん(^^)♪ 二人のシーンで、
「初めて会う気がしないわ」だの「前世からの悪縁かしら」だの、
「チャングム」絡みの掛け合いがおもしろ~い♪
アドリブなのか、監督の意向なのか…笑えます(*^m^*)

お誕生日のお祝いの日、出席しようと出向いた宜嬪と鉢合わせになった母后、
宜嬪が出るなら自分は欠席すると大騒ぎ。そこへサンもやってきて
母后が未だにソンヨンを認めていない現状に驚き、母を説得しようと
しますが、全く耳を貸しません。
ソンヨンが思いつめた表情で王様を制し、自分が至らなかった、と
謝って部屋に帰ります。
抗議したり反発したり一切せず、身分が低いからと言って卑屈にもならず、
ただ悲しげな笑顔を見せて去っていくソンヨン、
芯の強い女性というのはこの人みたいな人をいうのでしょう。

他局放映の張禧嬪チャンヒビン(英祖のお兄さんのお母さん)、
偶然とは思いますが、イ・サンの前の世代にこういう悪女が出てきて
王様はじめ朝廷全体を巻き込んだ騒動を起こしているのと丁度同時期に、
イ・サンのほうでも側室問題がおこっているので、
二つの対比が面白くて二倍楽しめています(^v^)

張禧嬪は、もともと身分制度に反発した野心を持っていたので、
王様を男性として愛していたのは事実としても、自分の野望には
とことん正直で、並み居る老獪な重臣はじめ、王母、王祖母、王妃
と対等に渡り合い、お涙頂戴の芝居はするは、人殺しはさせるは、
いやはや本当にとんでもない悪女なのです。

ここでも正妻=王妃は毅然としていて立派な心がけを持った方で、
やはり王妃になるほどの方は単純に家柄だけではなく、教養や資質が
並外れていて当たり前なのかもしれません。
今後この方は、どうやら張禧嬪のせいで廃位に追い込まれるようですが、
主人公ではなく王妃を思いっきり応援している私としては、
最後には再び王妃の地位に戻られるという史実を知っているので、
その日を楽しみにしながら、全100話を気長に見続けています(^.^;

さて、ソンヨンはその後体調を崩し、ひょっとしたらご懐妊?と
周りが勝手に推測してしまうのですが、今回はやはりそうでは
なかったようです。
母后との壁が取り払われる日がくるのか、健気なソンヨンの真心が
通じるのを祈りつつ…

クギョンの暴挙と王様との決裂については、次回頑張ってみます♪