さて老論と、彼らにとっては目の上のたんこぶである
クギョンとの対立が深まっていきます。
サンの志とは裏腹に、朝廷に復帰するや
以前と変わらない独占権をふるおうとする老論たち。
クギョンとの対立が深まっていきます。
サンの志とは裏腹に、朝廷に復帰するや
以前と変わらない独占権をふるおうとする老論たち。
特にチャン・テウの側近ミン・ジュシクは敵意むき出しで、
便殿に入る前に検査を受けるのを拒んだり、王室図書館の
官吏に楯突いたり。
あげく王様に苦情を述べようと大殿に入ろうとするのを
宿衛官らに止められて怒り心頭。
(おー!テスたち三人組の帽子を被った姿が初登場です♪
青色の房飾りっていうのが新鮮です。
やっぱり被り物があると、威厳が出ますね(^^♪)
この検査は宿衛所が定められた時から決まっていることなのに
従わないジュシクをクギョンは断固として退け、強制連行して
検査を受けさせるのですが…
便殿に入る前に検査を受けるのを拒んだり、王室図書館の
官吏に楯突いたり。
あげく王様に苦情を述べようと大殿に入ろうとするのを
宿衛官らに止められて怒り心頭。
(おー!テスたち三人組の帽子を被った姿が初登場です♪
青色の房飾りっていうのが新鮮です。
やっぱり被り物があると、威厳が出ますね(^^♪)
この検査は宿衛所が定められた時から決まっていることなのに
従わないジュシクをクギョンは断固として退け、強制連行して
検査を受けさせるのですが…
このことを種に、クギョンが職権乱用し勝手に人事も行っている
と、チャン・テウが王を攻撃します。勿論サンは
「あの者は権力を振りかざすような男ではない」と退けますが、
クギョンには当分、政務報告に出席するなと言い渡します。
クギョンにしてみれば突然の謹慎処分のようなもの。
サンは、政敵の居並ぶところでクギョンが攻撃されないよう
守ったつもりでしたが、クギョンは王様の気持ちが解せず悩みます。
と、チャン・テウが王を攻撃します。勿論サンは
「あの者は権力を振りかざすような男ではない」と退けますが、
クギョンには当分、政務報告に出席するなと言い渡します。
クギョンにしてみれば突然の謹慎処分のようなもの。
サンは、政敵の居並ぶところでクギョンが攻撃されないよう
守ったつもりでしたが、クギョンは王様の気持ちが解せず悩みます。
「そなたなら分かってくれると思った」
サンの深い思いやりに、一時はサンを恨んだクギョンもうなだれるばかり。
「皆がそなたを見ている。皆の良き手本となるように」
と、言動に気を遣うように諭す王様。
このことはクギョンを、テウが言うところの「妄信」しかけているサンと、
王様を敬愛しながらも権力の抑制が効かなくなりつつあるクギョンとの、
今後のすれ違いを示唆しているのかもしれません。
サンの深い思いやりに、一時はサンを恨んだクギョンもうなだれるばかり。
「皆がそなたを見ている。皆の良き手本となるように」
と、言動に気を遣うように諭す王様。
このことはクギョンを、テウが言うところの「妄信」しかけているサンと、
王様を敬愛しながらも権力の抑制が効かなくなりつつあるクギョンとの、
今後のすれ違いを示唆しているのかもしれません。
そしてサンが密かに進めていた、奴隷制度撤廃の草案を
クギョンに見せるのです。
両班ヤンパン(貴族)は税を納めず奴隷を所有できたのですね。
同じ民なのに「もの」として扱われている奴隷を解放し
平民に格上げしたいとするサンに、
驚きながらも力強く頷くクギョンですが…
クギョンに見せるのです。
両班ヤンパン(貴族)は税を納めず奴隷を所有できたのですね。
同じ民なのに「もの」として扱われている奴隷を解放し
平民に格上げしたいとするサンに、
驚きながらも力強く頷くクギョンですが…
王の改革に憤懣やる方ない老論たち。ミン・ジュシクはその矛先を
あの老師(直提学)と庶子たちに向けます。
人を雇って庶子らを襲い、直提学の家に火を放ち、
老師は亡くなってしまうのです。
「王様は自分を一人の人間として扱ってくださいました。
そのお志をお忘れにならぬよう…」と言い遺した老師の亡骸を前に
「無力な王の私を決して許すな!」と嘆き悲しむサン。
あの老師(直提学)と庶子たちに向けます。
人を雇って庶子らを襲い、直提学の家に火を放ち、
老師は亡くなってしまうのです。
「王様は自分を一人の人間として扱ってくださいました。
そのお志をお忘れにならぬよう…」と言い遺した老師の亡骸を前に
「無力な王の私を決して許すな!」と嘆き悲しむサン。
老論の仕業かと詰め寄る王にシラを切るテウ。確信のあるサンは
「飾り物扱いされているのは私だけではないようだな」と皮肉り、
「犯人を地の果てまでも追いかけてやる」とクギョンに捜査を命じます。
しかしテウもまさか本当に部下の仕業とは思っていないのでした。
王の怒りと自身の怒り、そこにテスたちの怒りも加わり、ミン・ジュシクを
密かに拉致して制裁を加えるクギョン。
「飾り物扱いされているのは私だけではないようだな」と皮肉り、
「犯人を地の果てまでも追いかけてやる」とクギョンに捜査を命じます。
しかしテウもまさか本当に部下の仕業とは思っていないのでした。
王の怒りと自身の怒り、そこにテスたちの怒りも加わり、ミン・ジュシクを
密かに拉致して制裁を加えるクギョン。
ところがほどなく、老論派の重臣が次々に殺害される事件がおきます。
死体には「又」という文字が刻まれている、なんとも不気味な怪事件。
それは直堤学らへの暴行の報復ではないか、老論が一人ずつ
消されていくのか…黒幕はクギョンでは!?との噂が広まります。
死体には「又」という文字が刻まれている、なんとも不気味な怪事件。
それは直堤学らへの暴行の報復ではないか、老論が一人ずつ
消されていくのか…黒幕はクギョンでは!?との噂が広まります。
ジュシク暴行の証拠があがり、テウに告発されるクギョン。
王に問い詰められ、ジュシクの件は認めつつも他は関与を否定する
クギョンは、みずから義禁府に出向いて取調べを受けると申し出ます。
縄をかけられるクギョン、テスに何かの計画を続けよと指示を与え
引き立てられて行きますが。。。
またも大切な部下の危機に直面し頭を抱えるサンに、テスが謁見を
申し出ます。クギョンから受けた指示に関係がありそう。
そしてサンは牢にいるクギョンに会いに…。
王に問い詰められ、ジュシクの件は認めつつも他は関与を否定する
クギョンは、みずから義禁府に出向いて取調べを受けると申し出ます。
縄をかけられるクギョン、テスに何かの計画を続けよと指示を与え
引き立てられて行きますが。。。
またも大切な部下の危機に直面し頭を抱えるサンに、テスが謁見を
申し出ます。クギョンから受けた指示に関係がありそう。
そしてサンは牢にいるクギョンに会いに…。
牢まで出向いて自分を気に掛けてくれる王に平伏するクギョン。
サンは本心を知りたいと言い、クギョンは何かを王に打ち明けるのですが…
サンは本心を知りたいと言い、クギョンは何かを王に打ち明けるのですが…
御前会議でテウは、クギョンへの拷問を禁じた王に詰め寄りますが、
無実の証拠をあげればよいのだな、と逆に自信ありげな王。
サンはその場で、次に狙われるであろう重臣を名指しし、
彼らがクギョンの無実の証拠だと言い切ります。
真犯人が別にいれば、必ず彼らが狙われるだろうと。
重臣らは囮になり、兵士が待機します。…が、結局犯人は現れず。
自信ありげなサンの表情にも不安がよぎり、
老論らは、それみたことかと沸き立ちますが…
無実の証拠をあげればよいのだな、と逆に自信ありげな王。
サンはその場で、次に狙われるであろう重臣を名指しし、
彼らがクギョンの無実の証拠だと言い切ります。
真犯人が別にいれば、必ず彼らが狙われるだろうと。
重臣らは囮になり、兵士が待機します。…が、結局犯人は現れず。
自信ありげなサンの表情にも不安がよぎり、
老論らは、それみたことかと沸き立ちますが…
なんと別の重臣が殺害されてしまいます。
それを知り、「やはり義侠団の仕業か」と確信するサン。
義侠団…すなわち、両班の横暴から逃げ出した奴隷たちが
結成した集団のことで、
彼らが主人だった重臣を、復讐のため殺しているというのです。
今度は大掛かりな兵の配備はせず、テスたち宿営官3人組の手に
ゆだねるサン。その期待に応えて3人は見事に犯人を捕らえ
禁軍は本拠地を占拠して奴隷たちを投降させ、事件は解決。
クギョンは無事に釈放となったのでした。
それを知り、「やはり義侠団の仕業か」と確信するサン。
義侠団…すなわち、両班の横暴から逃げ出した奴隷たちが
結成した集団のことで、
彼らが主人だった重臣を、復讐のため殺しているというのです。
今度は大掛かりな兵の配備はせず、テスたち宿営官3人組の手に
ゆだねるサン。その期待に応えて3人は見事に犯人を捕らえ
禁軍は本拠地を占拠して奴隷たちを投降させ、事件は解決。
クギョンは無事に釈放となったのでした。
自分を救ってくれた王に礼を述べるクギョンに、
「牢にいても役に立つな」と微笑むサン。
「牢にいても役に立つな」と微笑むサン。
実はサンが義侠団の仕業と確信できたのは、テスから渡された
クギョンの奴隷制度改革案のおかげでした。
テスはこのための調査をクギョンから任されていたのですね。
クギョンの調査のお陰で、義侠団の存在とターゲットにされる貴族が
誰かを推理できたわけです。
「ミン・ジュシクの件は許していない。そなたは極端に走りすぎる」
と釘を刺しながらも、サンはクギョンに
義侠団の処罰と奴隷制改革の全権を与えるのでした。
クギョンの奴隷制度改革案のおかげでした。
テスはこのための調査をクギョンから任されていたのですね。
クギョンの調査のお陰で、義侠団の存在とターゲットにされる貴族が
誰かを推理できたわけです。
「ミン・ジュシクの件は許していない。そなたは極端に走りすぎる」
と釘を刺しながらも、サンはクギョンに
義侠団の処罰と奴隷制改革の全権を与えるのでした。
ジュシクはクギョンに和解を申し出ますが、
不敵に笑ってなびかないクギョン。
テウは直堤学の事件は自分がやったと打ち明けるジュシクに激怒し
追い出します。
怒りの治まらないテウは、クギョン放逐の決意を新たにします。
不敵に笑ってなびかないクギョン。
テウは直堤学の事件は自分がやったと打ち明けるジュシクに激怒し
追い出します。
怒りの治まらないテウは、クギョン放逐の決意を新たにします。
一方老論たちをこれ以上放っておけないクギョンは、意を決して
大妃のもとを訪れます。
実は大妃は、以前に一度、テウを追い出す方法が知りたければ
教えてやるとクギョンにほのめかしていたのです。
そのときは、大妃の力を借りる気はないと突っぱねたのですが…
大妃はクギョンを取り込んで、なんとか表舞台に復活したいと
もくろんでいたのです。
大妃のもとを訪れます。
実は大妃は、以前に一度、テウを追い出す方法が知りたければ
教えてやるとクギョンにほのめかしていたのです。
そのときは、大妃の力を借りる気はないと突っぱねたのですが…
大妃はクギョンを取り込んで、なんとか表舞台に復活したいと
もくろんでいたのです。
予想通り自分を訪ねてきたクギョンにほくそ笑みつつ
大妃が明かしたテウの秘密のカギ。
それは、英祖の兄・景宋の死について、
毒殺したのは先王(つまり英祖)であるとの匿名の上奏でした。
その匿名者が実はテウだと気づいた大妃の親族が
その上奏を盾にテウを宮中から追い出した、というのです。
大妃が明かしたテウの秘密のカギ。
それは、英祖の兄・景宋の死について、
毒殺したのは先王(つまり英祖)であるとの匿名の上奏でした。
その匿名者が実はテウだと気づいた大妃の親族が
その上奏を盾にテウを宮中から追い出した、というのです。
おー♪やっぱり、関連事項がしっかり出てきますね。
別記事の「漢城別曲とイサンの時代の党争」で触れた英祖の兄王は
実は毒殺されたという説があるそうで、
ウィキペディア調べによると、そこに英祖がからんでいたようです。
公的には食い合わせによる急死になってるようですが、
老論の両班の毒殺だったのでは…という説があるのですね。
別記事の「漢城別曲とイサンの時代の党争」で触れた英祖の兄王は
実は毒殺されたという説があるそうで、
ウィキペディア調べによると、そこに英祖がからんでいたようです。
公的には食い合わせによる急死になってるようですが、
老論の両班の毒殺だったのでは…という説があるのですね。
テウが、その黒幕が英祖だと匿名で上奏しようとした、
ということは、つまりどういうことなのでしょうか。
実際には英祖ではなく老論の誰かの仕業だったことを、
英祖が犯人だとでっちあげようとした?
でもそれを英祖本人が読んだとして、どうなるのでしょう?
王が、老論が毒殺したのか、と気づいて調査させるとなれば、
老論側は困ります。
テウは同胞を売ろうしたのかしら??
ということは、つまりどういうことなのでしょうか。
実際には英祖ではなく老論の誰かの仕業だったことを、
英祖が犯人だとでっちあげようとした?
でもそれを英祖本人が読んだとして、どうなるのでしょう?
王が、老論が毒殺したのか、と気づいて調査させるとなれば、
老論側は困ります。
テウは同胞を売ろうしたのかしら??
それとも、本当に英祖が黒幕だったとして、
それを知っているぞと匿名で上奏して脅そうとしたのかしら?
でもそれって老論の反感を買うことになるのかしら?
それを知っているぞと匿名で上奏して脅そうとしたのかしら?
でもそれって老論の反感を買うことになるのかしら?
ううう、私だけでしょうか。
なんでこの上奏を握った老論がテウを失脚させられたのか、
よく分かりません"^_^"
なんでこの上奏を握った老論がテウを失脚させられたのか、
よく分かりません"^_^"
まあ、とにかく、その上奏を大妃から受け取ったクギョンは
テウの弱みを握ったことになるのですが、
大妃にすれば、クギョンの弱みを握ったことになるのです。
どこまでも恐ろしい方です。
テウの弱みを握ったことになるのですが、
大妃にすれば、クギョンの弱みを握ったことになるのです。
どこまでも恐ろしい方です。
テウは義侠団へのクギョンの処罰が甘すぎると苦言を呈します。
サンは、それならば両班の側にも罪があるはずと言い、
テウが奴隷は国法で定められた両班の財産だと反論すると、
「だから、国法を変えようと思う」
と、ついにサンは、奴隷制撤廃の考えを口にします。
突然の王の言葉に驚愕のあまり口も効けないテウ。。。
老論のみならず、両班にとっての奴隷という財産の重みが
実感として伝わってくるような、テウの狼狽ぶりでした。
サンは、それならば両班の側にも罪があるはずと言い、
テウが奴隷は国法で定められた両班の財産だと反論すると、
「だから、国法を変えようと思う」
と、ついにサンは、奴隷制撤廃の考えを口にします。
突然の王の言葉に驚愕のあまり口も効けないテウ。。。
老論のみならず、両班にとっての奴隷という財産の重みが
実感として伝わってくるような、テウの狼狽ぶりでした。
サンは今後の波紋や苦難を予想してか暗い表情。
そこに驚くべき知らせが…
大妃が大殿の外で、王の謁見を願い出ているというのです。
もはや表舞台には出てこられない筈の大妃が、一体何の用で…??
しかもクギョンが現れ
「私がお呼びしたのです」
えーー!王様はまだ、大妃とクギョンの密会については知りません。
クギョンと大妃は結託してしまうのでしょうか。
あのテウの弱みは、どんな形で利用されるのでしょうか。。。
次回の展開、またまた目が放せません(~o~)!
そこに驚くべき知らせが…
大妃が大殿の外で、王の謁見を願い出ているというのです。
もはや表舞台には出てこられない筈の大妃が、一体何の用で…??
しかもクギョンが現れ
「私がお呼びしたのです」
えーー!王様はまだ、大妃とクギョンの密会については知りません。
クギョンと大妃は結託してしまうのでしょうか。
あのテウの弱みは、どんな形で利用されるのでしょうか。。。
次回の展開、またまた目が放せません(~o~)!