パソコンが壊れて、記事のアップができない間にもう明日は次の放映ですー。
周回遅れ挽回なるか怪しいですが"^_^"、独り言始めます♪

今回は英祖の最期と国葬、続く即位から暗殺計画まで、
息つく間もないほど事件連続の怒涛の4回でした!(;)

廃位を迫られた中殿がいくら泣きついても今度ばかりは英祖の心は動かず、
中宮殿も追い出され平民に格下げされてで別宮に軟禁されます。
ただし廃位の宣旨は王世孫の手に委ねる英祖。
なるほど、ここで王世孫が握って、のちこれを発布せずに終わってしまうから
この人は生き延びてしまうってわけか。
(ちゃんとこの時に息の根を止めておかないから~!のちにああいうことに
 なってしまうのよー!サンに教えてあげたい(ToT)。。

肩を落とした中殿を訪ねるサン、
「中殿の座にとどまって、悪事を働いた者たちの最期を見届けてください」
と鋭い視線で中殿をにらみつけます。サン、王の気迫が目力に出てます。

一方クギョンは、王世孫に黙って陰謀に関わった重臣たちを拉致します。
囚われた重臣たち。立派な官服を着ていても、中身は一人では何もできない情けな~い
おじさんたちの集団ですね。特にホン・イナン!
サンの実の大叔父さんなのに、どうしてこんなにみっともないのか。
騒ぎ方が幼児のようで見るに耐えません!

クギョンの仕業を知った王世孫はきつく叱り付けて重臣たちを解放させます。

「この国の歴史を踏みにじった輩を断じて許せない」と憤るクギョンに対し
「権力を乱用し命を奪う行為は彼らと変わらない」

その通りです。この辺りは、やがて志を異にしていく二人の行く末の伏線ですね。
やっぱり空しい…(ToT)

「王世孫でなければとっくに殺している。自分の行いが私的な復讐にならぬよう
 胸を引き裂かれる思いで耐えているのだ。」

上に立つ者の志の基本は、まずは自分自身が誠実であること。
でもここまで潔く清廉であろうとしていては、やがて理想論として片付けられ
誰も理解してくれなくなるかもしれません…
「漢城別曲」の正祖の姿を思い出してしまいます(・_・、)

王様は王世子の謀反の記録を破棄させます。
こういうことのための特別な儀式があるのも興味深かったです。
川の水で破り割いたページの文字を消していくんですねぇ~。
単純に破りとるだけではないんだ。水で清めるという意味かしら??

(唐突ですが!最近すごーく思うこと!
NHKのガイドブックが欲しい~~~~!!
放映決定したんだから、そのうち出ますよね!あれがあったらストーリーの解説は
もとより、こういう素朴な歴史や伝統の疑問に答えてもらえそうなのに。)

王宮に帰る途中、祖父と孫が仲良く岩山に腰掛けて語り合うシーン。
「聖君になれ」と言い残した王世子の言葉を守れと王様がサンに語りかけます。

「昇る陽はこの世をあまねく照らし、流れる水はくぼみの中まで行き渡る」

そういう慈悲深い王になれ、と王世孫を諭すのです。
こんな風に互いの気持ちは一つになったのに…お別れは間近です(;_;)

死期を悟った王様は王衣を大殿に残し突然王宮から失踪します。
「死ぬ場所は決めてある」
平服で護衛二人を連れて町を歩く英祖。生まれた実家に戻り、そこになんと
ソンヨンを呼び寄せます。

また泣かされました~~(ToT)王様はソンヨンに頼むのです。
「私の説明を聞いて王世子の肖像画を描いてくれ」
「私が愚かなばかりに全て処分させてしまい、王世孫には父の肖像画が一枚も残っておらぬのだ」
そして出来上がった肖像画をいとおしそうに見つめる王様…

英祖の亡くなる辺りはもう~涙にむせんで、イ・スンジェ氏の威厳と悲哀に満ちた名演技に
感動を頂きました。
「ホ・ジュン」のときもそうでしたが、品格のある大人物の役が本当に絵になる俳優さんです。
「ホ・ジュン」「商道」とも亡くなるまで描かれていました。
今回でご臨終に立ち会うことに?なったのは3度目です(^^ゞ
ちなみに他局の「チャン・ヒビン」でも重臣の長老として登場されてました。
同時進行で時代劇ドラマを観ていると、同じ方が違う役で出てくることが多くて
イメージが混乱するのが困り者です(-"-)

王世孫が駆けつけたときにはもう時既に遅し…御医が臨終の儀を行い、
王様の崩御が確認されます。
この「臨終の儀」=綿を王様の鼻腔に近づけて動かないのを確かめるんですね~!
こういう、いちいちもったいぶった儀式は王宮文化ならではです♪
日本の武家社会とは趣が違います。

王様崩御の知らせに国中の皆がひれ伏して悲しみに暮れる中、
王世子の肖像画を描いたソンヨンが王様からの贈り物を握り締めます。

王様にサンは、ソンヨンとのいきさつをちゃんと語っていたのですね。
「父を亡くしたあの子の力になってくれて本当に有り難い。
 その澄んだ心でいつまでも見守ってやっておくれ」
と頼みつつ手渡したのは、王様のお母様の形見の指輪でした。
この指輪。きっといつか…サンとソンヨンが結ばれるときに再登場しそうです♪

王様が残した遺書には、非情だった祖父としての詫びと、父を忘れないこと、
父と自分の願いどおり聖君になってほしいとの思いが綴られていました。
王様の遺体を前に決意を新たにするサンですが…

もう即位式まで手をこまねいて見ているしかないのか、と焦る重臣たち。
知恵袋のフギョムはとうとうある企てに着手します。
それはなんと!!サンの暗殺計画だったのです!(〇o〇;)

まずは街に怪文書を出回らせます。
「王世孫は病に乗じて王様を追い出し、それゆえ王様は亡くなった。
 王世孫を殺した者に褒美を与える」
すぐに護衛部隊が撤去しますが、クギョン始め側近たちは、新たな陰謀が企てられていること
を察知します。民が王世孫を殺しにくるなどとは到底考えられない。目的はもっと他にあるはず。
しかし国葬中で事を荒立てたくないサンは内々に処理せよと命じます。
敵がもっと恐ろしいことを企んでいるとも知らず…

フギョムは国で一番の剣術士を探し出し、密かに刺客として雇います。
この人本当に恐い!片目に刀傷があり、とにかく強い!
こいつが、老論から国庫の半分相当のお金を条件に暗殺を請け負うのです。
そして、即位式のための塗装工としてまんまと王宮に潜入してしまいます…
ソンヨンが塗装工たちの監督をしているから、今度も王世孫を助けてくれるといいんだけど!
って勿論そうなるんですが♪
今回はここまでです(^.^)