昨日、習い事から帰って来たもねちん。
「おかあさん、これみてよ」
手にはピンクのハンドタオル。
「なにこれ」
「◯◯ちゃん(クラスの友達)の落とし物。
▲▲くん(クラスの友達)の家の前で拾った」

そのハンドタオルを見せてもらったのだけど
どこにも名前が書いていない。
「ほんとに◯◯ちゃんの?」
「そうだよ!」
「今日学校で使っているの見たの?」
「みてないよ!」
「落したって話を聞いたの?」
「きいてないよ!」
「…そもそもなんであんたが▲▲くんの家の前で拾うわけ?」
「習い事に行くとき通ったんだよ!」
「道違うし!それに◯◯ちゃんだって、
帰るときそこ通ったかどうか解らないじゃん!」
「だけど、◯◯ちゃんのなんだよ!」

わけがわかんない。でも◯◯ちゃんのだということは譲らないもねちん。

「ねえ、◯◯ちゃんのだとなんで言い切れるの?」
「だって!」
そう言ってもねちんは、そのピンクのハンドタオルを自分の鼻に持って行きました。
「これ、◯◯ちゃんちの洗濯物の匂いなんだよ!!」

え!!!

匂いで判断したの!!!うそっ!

ビックリしている私をよそに、もねちんは
◯◯ちゃんちに電話して
「タオル、もねが持ってるから!洗濯して明日学校に持って行くから!」
と言っている。

そして今朝、学校に持って行った…。
私は、それでも信じられなくて
「やっぱ違ってた」と持って帰ってくるんじゃないかと思っていたんです。
で、家に帰って来たもねちんに
「◯◯ちゃんのだった?あのタオル」と聞いてみた。

そしたら、何を今更みたいな顔で
「うん。よく落すんだって。」と返事された。


あーびっくりした。

家庭によって洗濯物の匂いって違うのは私もわかるよ…。

でも、道ばたに落ちているタオルを
1.拾って
2.匂いをかいで
3.誰の持ち物か判断して
4.100パーセントの自信をもって電話する

その1~4まで全部にびっくりしたよ。

もねちん、おもしれえな。
(◯◯ちゃんは、タオルに名前を書いておくようにね!)