石垣島に、出来ては消え、出来ては消えていく
回転寿司屋。

この前乗り合わせたタクシーの運転手さんは
「居酒屋でうまい握りを出す所が多いから、
わざわざ鮨だけを食べに店に行かないんだよ、島の人は」って言ってた。
この運転手さん、実は以前回転寿司屋を島で起こし、
うまく行かなくて転職したという経歴の持ち主の方だった…。

そんな島に、また新しい回転寿司屋がオープンしました。
(現在、石垣島にある回転寿司屋はここだけです)
内地のチェーン店ではなく、地元のお寿司屋さんが出したお店みたいです。
場所は、インターコンチネンタル近くのココストアの隣。

この道を通ることが多いため、
工事中から大きな期待を寄せていたもねちん。

まだオープン間もないのですが、いつも駐車場が混んでいて
入れそうになかったので、機会をうかがっていたのですが
午前中に白保のゆがふ鍼灸院へ行ったら、先生が「回転寿司行った?」って
言うもんだから、もねちんが猛烈に行きたがってしまった。
駐車場が多少混んでいても座れるというのでいうので、
1時過ぎに行ってきましたよ、とうとう。

$石垣島ゆがふ日記
鮨人(すしんちゅ)
このネーミング…どーなんだ?いいのか?安易じゃないか?まあいいや。

結論から言うと、ハイテク鮨工場だったです。
スタッフがやたらたくさんいるけれど
あの鮨は…手で握っていないよね?
詳しくないのでちっともわかりませんが、
回転寿司ってそういうもの?

ここまで書いていて、寿司と鮨の違いが
ちっともわからない自分に気づきました…。

ちょっと調べたら、寿司っていうのは江戸末期に作られたおめでたい意味を持つ
当て字だそうです。
鮨の字は、もともとは中国で魚の塩辛を意味していたそうです。

まあそれはおいといて。

回転しているお寿司を取る以外に、タッチパネルで注文すると
ぴゅーんと新幹線が目の前に運んでくれる式になっていて、
もねちんはもうそれに大コーフンで、
いちいち新幹線を呼びつけては「バイバーイ」と手を振りお見送り。
幼稚園生じゃないんだからさ!
タッチパネルが首をあげた位置に設置されていて、
注文に手間取っているうちに首も手も疲れてしまいました。

私は、お刺身が実はとっても苦手です。
エビ蟹甲殻類、ホタテ、ウニなどは大好物なのですが
光り物も赤身もぜんぜんダメ。
でも、もねちんは大のお魚好きで、刺身はほとんど醤油も付けずに食べるほど。
なので、「好きなものだけ何度でも自由に取れる」回転寿司は
私としても大変ありがたい存在ではあるのです。

私が頼んだのは、海ぶどうの軍艦巻き、ウニ軍艦巻き(これが一番高い皿だった)
エビ、カッパ巻、うどん!(お腹が冷えて来たので…)、たぶん、そんなもん。
$石垣島ゆがふ日記
うどんは、いいよ!あったかいし、お得感もあるし!w

もねちんは、イラブチャーだ、トロだ、あぶりサーモンだ、ホタテだ、イクラだと
とどまる所を知らない。(何気に、地元のネタもあるんですよ!)
気に入ると再リクエストするし。
「お、おかあさん、もう、お腹破裂しそう…」と言っているくせに
「デザートのプリンを頼んでいい?」と。
…だめだと言いましたとも。
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奥の厨房から、新幹線がやってきます。
カウンターの他テーブル席もありました。

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さび抜き指定もタッチパネルでできます。

結局、13皿食べて2300円くらいだったかなー。
2000円以内にとどめたいと思ったんだけどな…。
お会計もハイテクだった。
重ねた皿の側面をバーコードを読み取る機械みたいなので
さーっとなでたら、もうそれで計算済み。
でもお金は入り口のレジで普通に払うんだけどね…。

子どもは大喜びマチガイなし。
私のように苦手な魚が多い人にも、ありがたい存在。
でも、コンビニのおにぎりっぽいです、全体的に。
値段も、「あまり安くない」というのが行った人共通の感想。

うちは、きっとこれからも行く事でしょう。
だから、がんばって営業していてほしい。