原発事故。

「それみたことか」と言うことは、たやすい。
しかし、自分の命を顧みずにこの困難な現状を
打開すべく必死で作業している人たちがいる。

正確な、役に立つ情報をもっと流してほしいと願います。
石垣島にいてもそう思うのだから、
半径20km圏内とか30km圏内の人たちは
心底そう思っているはずだ。

すぐには、身体には影響ありません。
…すぐには、っていつまでのこと?

レントゲンの10分の1の放射線量ですから、微量です。
…レントゲンって一瞬だよね。その一瞬の10倍の時間で同じ量になるの?
 同じ空気吸って24時間そこに暮らしている人は、本当に大丈夫なの?
 
屋内待避してください。
…物資の調達に出られないじゃない。
 そのうち、逃げる事すらできないレベルになってしまったらどうするんだ!
 なんか、「花粉と同じような対処を」って
 マスクつけろ、肌をさらすな、外着は屋内に持ち込むなって、そんなことで
 放射能は落とす事ができるの?洗えば落ちるの?窓閉めたって外の空気は
 入って来るよ…
 (ヨウ素摂取…うがい薬は飲んではダメってことはわかった)

そんないろんな疑問を持ちながら、刻々と状況の厳しくなる原発のニュースを見ています。
チエルノブイリの事故のときはヨーロッパの食べ物も汚染されたでしょう。
身体に影響出たのだって何年もたってからだ。

このまんまじゃ、救援部隊の人たちだって引き上げてしまうかもしれない。
ボランティアの人だって、現地に赴く事ができない。

私の住んでいる沖縄にできる事ってなんだろうなって考えた。

事故現場から一番遠い県、沖縄。

米軍基地のある県、沖縄。

半径何kmとか言ってないで、空母にのっけてみんな沖縄に疎開だよ。
米軍基地開放しなよ。

そんなのあり得ないとしても、
疎開希望者の受け入れ先として、沖縄県は手を挙げてもいいのではと思う。
何ヶ月とかじゃなく、年単位で。

品不足の事ですが、物資を滞りなく被災地に届けられる努力を最大限にしないとダメだ。
陸路がつながっている内地での出来事なんだから、一人一人の努力で
もっとスムーズに物流は回復していくはず。
とりあえず、被災地以外の人が、今、電池も水も紙おむつも薬も買い占めする必要はない。
節電がムーヴメントと化し、実際計画停電を1日遅らせるくらいの実績を積めたのだから
買い占めしない事も「なんとか作戦」って名前つけてやればいい。
軽いノリでもなんでもいいから、とにかくそれを実行しないとダメだ。
個人的にものを送る支援がいまできる状態にないのだから
被災地への物流ルートにできるだけ多くのものが乗っかるようにしないと、一刻も早く。
沖縄から、そのお手伝いをするのはむずかしいけれど、
買いたくてもスーパーにもコンビニにも何もものがない状態が続くというのは、
台風のときに毎回経験していることだけに
今の状況の大変さはよくわかる。

それから、現地で人員を要しないと仕分けできないような類いのものは
私は、個人や小さなグループからは大口で送らない方が良いという気持があります。
例えば衣類。14日に早々とファーストリテイリング社が30万点、7億円分もの
ヒートテック、アウター、ジーンズ、タオル類を被災地に届ける事を決定しました。
そういう、責任を果たす力を持っている企業が
素早く行動することに意味があると思うのです。
「自分の家で余っている衣類を送る」というボランティアを必要としている
国も確かにあります。しかし、それを、今回の地震被害の地へむけて
今やるべき事かというと私は違うと感じます。
(そうでないという考えの方もいるし、
本当にそれが必要だとわかったら私も考えを改めますが)

それよりは義援金。
お金があれば解決できる事はたくさんある。

だから細かくわけていろんな場所で何回も募金しようと思っています。
(貧乏人なりに、ですが!)

企業が募集している義援金は、募金額に企業が上乗せして届けてくれるところが多いから
まずはそういう場所でやりました。
でも、そいういうところは、募集期間が終了しないと現地に届ける作業に入らないので
もっと迅速にダイレクトに現地に届くような場所でもしようと思う。
日本赤十字社に直接とか、石垣市で行っているものとか。

あとは、祈る事、一人でも多くの人が助かるよう全力で祈る事。
日本だけでなく世界からの支援者に感謝する事。

それから、今起きている事実からできるだけ多くの事を学ぶ事。

私にできる事はそれくらい。