2年生のこの1年間で
2回目の読み聞かせでした。

3年生からはもうないと聞いているので(ホントかどうかわからないけど)
私にとっては、これが最後の出番かも。

前回は、もねちんのリクエストで本を選んだのだけど
今回は、自分が小さいときに読んだ本で
今でも覚えている本にしようと思い、いろいろ考えていたんです。

で、2月だし「泣いた赤鬼」にしようかなと思い、
もねちんに学校の図書館から借りて来てもらった。

…でも、それ読んだらなーんかちがう。

それほど泣けもしないし…。
あっけなく終わっているし…。

この違和感はなんなのだと調べてみたら、
泣いた赤鬼は、作者の浜田廣介の書いたものの他に
要約された様々なバージョンがあるというのがわかったのです。

で、完全に原作のままの絵本をアマゾンで探して買った。
泣いた赤おに (日本の童話名作選)/浜田 広介

¥2,100
Amazon.co.jp
だいぶ長いんです。声に出して読んだら25~30分かかった。
でも、やはり、ここは原作ママのものをぜひ読みたい。

で、ほんとに読まなくても問題ないと判断した数カ所を飛ばし読みする事にして、
20分強で読み終えるように調整。
もう一人のお母さんは来ないみたいだったので、
一人の持ち時間としてはオーバーしているけれど
先生はそれで大丈夫ですよと言ってくれました。

教室の後ろにも、もねちんが図書館から借りて来たのとは
また別のバージョンの「泣いた赤鬼」が置いてあったし、
読み出す前に「このお話を知っている人~?」って聞いてみたら
半分以上の子が手を挙げていた。
でも、あえて、この話に今回はこだわりました。

ほんとの友達ってなんだろう、ってことを
もねちんにもみんなにも、すごく考えてほしかったから。

長い話でしたが、みんな、真剣に聞き入ってくれてほんとによかった。

読み終わった後、
「ぜひ、大人になってから、思い出してもう一度読んでみてください。
今とはちがった感想をきっと持つと思うから」って言っておきました。
一人でもいいから、そのこと覚えていてくれる子がいるといいなぁ。