3連休初日。
数日前から激しい雷雨があったり(地震があったり…関係ないか)
この連休中も、だいぶ悪い天気予報だったのだけれど
時間を追うごとにいい方に修正されてきていて
今日はなんとかお天気持っていた。

だらりんことしながら買い物行ったりなんだりして、
夕方からもねちんの用事の付き添い。
それが終わったのが6時半過ぎで、その時点で怪しい雲はあったものの
雨は降っていなかった。

7時から老人介護施設の「太陽の里」で秋祭りがあるので
見に行きたいとは思っていたのだけれど
屋外だし、駐車するのも心配だしで
行くかどうか決めかねていたんです。
だからもねちんにも、この祭りのことは何も言わないでいた。

いち介護施設の祭りとはいえ、この日ばかりは
だれでも参加自由だし、名物の牛汁はおいしいし、
歌のゲストが毎年豪華だし
(数年前にはネーネーズも来たし、昨年だったか?は池田卓さんだった)、
最後の打ち上げ花火なんて、もしかしたらビアフェストとかよりも豪勢かも!

行きたいな~でも停められるかなぁ、怖いなぁ…。
と物思いに耽りながら運転していると、
「おかあさん、夜ご飯どうするの! おいしょうりでお弁当買う?
マックスバリュでお買い物する?」
「う、うーーーん…(やっぱ牛そば食べたいよなぁ…)」
「どーすんの!あ、マックスバリュ過ぎちゃったよ!」
「うう…」

うーうー言いながら、家に入る曲がり角を曲がらず素通りした時点で
「今から、お祭りへ行きます!」宣言。
突然の宣言に驚喜するもねちん。
「だけどねえ、車を停められるかどうかがねえ、怖いわけょ」
「だぁーいじょうぶ!もねがいるじゃん!」
どう大丈夫なんだよっ!

でもまあ、今行けばちょうど開始5分前くらいに着くので
混雑のピーク前ではあるだろう…。
私の予想では、7時過ぎてからの方がぞくぞくと詰めかける気がしていたので。

誘導の人も各所に配置されていて、やっぱりまだ駐車スペースが
ある状態だったので、すとーんと頭から停められました。
(全員頭から停めていたんです)
でも、そのあと私の後ろにももう1列停められ始めたので
「う、うわ~そこにも停められちゃったら、出られない…」
この時点で、途中退場は不可能となりました。

逆に肝を据えて、祭り会場へ。

うん、5分前行動のおかげで
ズラッと並んでなかなか買えない屋台のごちそうも、なんなくゲット。
念願の牛そばもすぐさまゲットし、空いていたベンチに座っていただく。
ものすっごい量入っているんです、いつも。
もねちんと半分こしてもやっとやっとだった。
ちょっと肌寒かったのに、食べ終わったら汗だくだくだし。

この日は、島の各地でこんな感じの秋祭りや行事があったので
もしかしたら人が分散するんじゃないかとも思っていたのですが、
なんと、あの中庭に集った来場者数1000人超だったそうで。

高校生の郷土芸能やストンプもあっぱれだった。
そして、台風のせいで屋外開催しなかった今年の「とぅばらーま大会」の
優勝者のすばらしい歌も星空の下で聴く事ができた。

今年の歌の特別ゲストは、この方。
$石垣島ゆがふ日記
RYOEIさん。
(あら、ブログは同じアメブロですね!)
石垣市新川出身のにーにーです。

伸びやかな歌声にほれぼれしました。声量すごい上に高音がきれい。
ギター一本ですごいなぁ。
三線も「得意じゃないけど練習してきました」って。
なんのなんのモノスゴイうまい!

最近とっても忙しいみたいですよ、でも、なんというか
ふつーのにーにーな感じをふつーに醸し出していた。
メジャーデビュー曲の「ひらり」。女言葉で失恋の曲で
どう考えても私の範疇からは遠く離れた曲だったのだけど
こうして生で聴くと親近感が湧き、
これからも応援していこうと思うのだった。
(あ、11月7日の石垣島まつりにもまた来るそうですよ!)

そして待望の打ち上げ花火。
期待を裏切らない迫力だった。
あまりに真上ででっかく上がるから、
まるで花火の中に吸い込まれていくような感覚に陥った。
どぅん!どぅん!とお腹に響くというか、もう地響きに近くて。
そこに集う人々が一様に
「おお!おお!」ってしか言えなくて、
それが花火大会の醍醐味だよなあ
なんて、内地での花火大会の雰囲気を思い出していました。

すべてのプログラムが終了し、
のろりんこのろりんこと歩きながら車に戻ってみたら、
バックでは出られないけれど
頭の方の車がすでに帰っていたので
問題なく出る事ができました。

「ほーらね、もねがいれば大丈夫だって言ったでしょう!」
だからさ、どう大丈夫なんだよ?
まあいいか。

家に帰って、おもしろかったねーきれいだったねー
とコーフン覚めやらぬまま、残った焼き鳥を食べました。