夏休み最後の週末は、竹富島。

24日から旅行に来ている夏さん母子が、
25日から竹富に宿泊しているので、
いい機会なのでうちも合流させてもらおうと、
実は数ヶ月前から計画&予約していたのです。

今って、高速船のチケット、安永と八重山観光フェリー共通なんですね。
どっちで買ってもどっちの船にも乗れる。
そういえば新聞でその記事を読んだのを後になって思い出したんだけど…。
そんなことすっかり念頭になくて、
帰りの船を夏さんたちといっしょにするため、あたふたしちゃった。
(燃料代を節約するため、2社が交代で船を出すことにしたんだそう。
石垣島ドリーム観光の船は微妙に時間がずれて出航するため、
今まで通りチケットは別なので注意です!)
あとから、宿の女将が言っていたけど
竹富島に在住で生活の手段として船を使っている人には
不便になったって。座席数の少ない船が来ると、
満席になって立ったままで行かなくちゃいけないんですって。
揺れるときは、大変だよ、立ったままじゃ…。
ちなみに今回利用した9時30分の安永観光の船は、
私が竹富に行くときには使ったことがないほど大きくて、
中もすごくきれいな船でした。


今回宿泊したのはここ「のはら荘」
$石垣島ゆがふ日記

私は竹富に泊まること自体めったにないし、民宿も数えるほどしか泊まったことがない。
もねちんは今回はじめて。
「ホテルみたいにトイレやお風呂も部屋にないし、
ご飯も他の人と一緒の時間にみんなで食べるんだよ」とあらかじめ説明しておいたのですが
ちょっと心配だったみたい。まあ、私もなんですが。
予約を取った段階では個室だったのですが、途中で宿からダブルブッキングの連絡が来て
夏さんたちと相部屋になることに。
しかし直前になって個室が取れることになり、結局予定通りになりました。

のはら荘は、とっても評判のいい民宿です。
共同のトイレもお風呂もとてもきれいで
外を通らないと行けないトイレでも、子どもでもぜんぜん一人で行けます。
部屋も、簡素ながら清潔で布団も気持ちがいい。
(もねちんは、使用したタオルケットが気に入りすぎて
「どこで買ったのか聞いて!」と言っていた)

ご飯も、丁寧な「おふくろの味」で、変に甘くもしょっぱ過ぎもせず
本当においしかった。ものすごくおいしかった。量は、正直多過ぎ!w
小学生も完全に大人と一緒の量でした。

民宿特有の「宴会」なんかも、毎夜開かれているものの
参加したけりゃすればいいし、しなくてもぜんぜんOK。
時間も10時には切り上げるし、子どもが多かった今回は
子どもも楽しめる配慮をたくさんしてもらったし。
民宿初心者からヘビーな常連さんまでどんなレベルの人も
快適に過ごせるよう、いつもやさしい目配りがされている感じでした
(宿の人たちだけでなく、その日居合わせたお客さん同士でも)。

さて、宿のご主人に港までお迎えに来てもらい
夏さん親子と数日ぶりの再会!
おー!お嬢ちゃんすでに真っっっ黒!
さささっと準備して、コンドイビーチに出発
(女将さんに送ってもらいました)。

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遠浅で、あまり水がないことを想定していたのだけど、
予想外に満潮で、プールみたいでした。
ゴーグルなんて使わないと思って持ってこなかったんだけど、
持ってくればよかった!水中を観察できたのに!
思えば、今年初の「海泳ぎ」…。
今年は小学校のプールばっかだったもんなぁ。

しかし、2つの熱低に挟まれていた影響で、前方上空には雨雲が。
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雨雲の下はもう土砂降りな感じで、ちょうどこの下にいあわせたダイビング船が
何艘もうずくまるようにじっとしていました。

こっちにきたらヤバいなーとヒヤヒヤしつつ、
でもまだ大丈夫そうだからと遊ぶ。
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しかし、背後はこの雲!
観光客の人とか、あまり空を気にしていないようだったのだけど、
こんな風になったときは、早いと30秒くらいでドー!!!っと信じられないくらいの雨が
降り出すこともあるので要注意です。
雲の動きを読んでください…。

結局、雨雲はこちらにはこなくて、昼過ぎまで海を満喫。
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足の指までふやけたぜ!

帰りは竹富島交通のバスを利用し、宿の前まで。

近所の「あさひ」でお昼ご飯。
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ちょっと遅かったので、宿の夜ご飯を楽しむために軽めに食べておきました。

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お店の前で~、お嬢ちゃんの決めポーズがアツい!

わ~っとかけっこで宿へ戻る二人。
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解放されるなぁ。いいなぁ。

夜ご飯は、6時からだったので、それまでは
宿で持参した折り紙とかスケッチブックやシール帳を広げて
他の部屋の子どもも一緒になって大騒ぎで遊びました。
雨も時折降ってきていたし、雷も鳴って
5分ほど停電になったりもしたけど、
合間を縫って「泉屋」の売店に行ったりもしました。

して、夜ご飯!
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猛烈なボリューム。
半分切れているけれど、お椀には山盛りのそばが入っています。
どれもおいしい!特に、冬瓜の煮付けが絶妙でした。
ご飯は、赤米入りで、私好みのぱっちりめの炊き加減でこれまたおいしい!
え~マグロの刺身はもねちんに食べてもらいましたけどね…。
(あいかわらず醤油もつけずにぱくぱく食べる人)
イカは、食べました。おいしかったです。

夕食後は、雨を心配しつつ夜のお散歩へ。
蛍の幼虫が結構いて、ちょっと目が慣れてくると
あっちこっちで光っているのが見えてきて、とてもきれいでした。
お尻のところが2つ光ります。
(だけど、幼虫、明るいところでみるとグロいんだよね結構…。)
しかし、途中で雨が強くなってきて
走って民宿へ。と、思ったら道を間違えてしまい
走ってもどる。ゲラゲラ笑いながら。
こういうどうでもいいことが、いつまでもいつまでも心に残っていたりするんだよな。

8時半頃から宴会。
夏さんたちがいるから、私も尻込みせず参加。
お子さんのいる家族が他にもいて、その子たちとも
その頃にはだいぶ打ち解けていたし、お母さんもかわいくてすてきな人。
その他のお客さんたちも、「この一期一会をいいものにしたい」って
いう気持ちが顔に表れているひとたちばかりで、居心地が良かった。
状況だけみたら、私としては、かなり苦手な状況なんです、実はこういうの。
たぶん、自分たちだけだったら参加しなかったかも。っていうか
そもそも民宿を宿泊場所に選ばない…。

だからこそ、貴重ないい時間でした。
宿のご主人と常連さんが三線をひいて
「のはら荘」の歌本(!)みながら
「島人ぬ宝」とか「安里屋ユンタ」とか歌った。
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竹富島の子どもの歌、「指のうた」も習いました。
フーユベマー(親指)
ナカユベマー(人差し指)
タカティーマーレマ(中指まわって)
カンザセマー(薬指)
ガサメマ(小指)
アンマー(おかあさん)
カイオリ(井戸端で)
ジョロジョロジョロ
ジョロジョロジョロ

って歌です。
人差し指のことを中指って言うんです!不思議でしょう。
指で鉛筆みたいな長いものを持ったときに人差し指が真ん中になるからなんですって。

「今度くるときまでにできるようになっておいてね」と言われ、
もねちんも一生懸命ふり付で覚えていました。

10時にお開きとなった宴会。
飲み足りない大人は、外の居酒屋さんとかに行ったみたいです。

もねちんは、寝入りばなに
「のはら荘、最高だね!今日はいろんなこと覚えたし、楽しかったね」
「どんなこと覚えた?」
「あかん~とか!」
あんた、それは去年教わったでしょう。
夏さんたちは大阪人なので大阪弁が早くもうつったか。
ってかさ、これだけいろいろして「あかん~」かい!

コインクーラーを100円(1時間)入れて動かしたら
もねちんに寒いと言われ、30度にして稼働させるも
結局その1時間以降はつけなくても大丈夫でした。
たぶん、両脇の部屋がクーラーをつけていたので
隙間からその冷気が入ってきていたのだろうと。w
部屋には扇風機もあったしね。

そうそう、タオルはないので、多めに持って行きました。