もねちんの通う小学校が、6月16日で創立120周年を迎え、
今日は地域住民一丸となってのお祝行事でした。

それに先立ち、昨日は、式典と祭のための準備。
私も、午前中そうじに参加し、汗だくになりました。
でも、学校は地域住人みんなで守っているというのが
実感でき、参加して良かったなーとしみじみ思いました。

そして今日。
日曜日ですが、もねちんたち小学生は普通に登校。
9時から祝賀パレード、10時半からは記念式典に出席しました。

昨日とうとう梅雨明けした石垣島は、もう、空の青さが目に突き刺さる!
$石垣島ゆがふ日記

私は、重たいデジイチを首からぶら下げ、パレードをおっかけ、追い抜き、
かけずり回って写真を撮り…、フラフラ…。
コースは、カジマヤーパレードと大差ない感じだったのだけど
高学年はまだしも、1~2年生にはキツかったに違いない、なんせあの炎天下。
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さらに、体育館で行われた式典は、蒸し風呂状態。
シャワー浴びたのか!というほどびしょびしょに汗をかいている子、
こっそり靴下を脱いでいる子、いろいろ。
でも、全校生徒で行ったお祝の詩(みんなで作ったそうです)の音読が
すばらしくて、ちょっと涙出そうでした。
ということを後からもねちんに話したら、
「舞台に座っていた偉い人のなかで、泣いている人がいたよ」と。
もねちんは前から2番目にいたので、舞台がよく見えたそうで。
今日は、歴代校長先生も招かれていたので、
さぞや感慨深かったろうと思います。
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昼まででもねちんたちは下校。
お祝の紅白のかるかんまんじゅうをいただき、
いっしょに家に帰ってきました。

そして、大慌てで昼ご飯をかき込み、
小学校へとんぼ返り。
午後1時から、屋台で売る食材づくり。

夕方から小学校の校庭で行われる祭では、
各学年ごとに屋台を営業し、
いろいろな食べ物や飲み物を販売するのです。
作り手も売り子も、親たちがやり、子供たちは販売補助。
2年生は、おにぎりセット(おにぎり1個、ナゲット1個、ハンバーグ1個)、
枝豆、フランクフルト、わたあめを販売しました。

家庭科室にお母さんたちが集まり、まずは10升のお米を炊飯。
そのあいだにナゲットとハンバーグを焼き、
ご飯が炊けたら、おにぎりを大量生産(型を使いました)。
それにふりかけをまぶし、
小さなビニール袋におかずといっしょにセット。
枝豆も小袋にセット。
フランクフルトと綿あめは、祭が始まってから屋台でお父さんたちが作ります。

米の水加減がわからなくなったー(思い切って計り直し)、
ガス釜に、火がつかないー(ガス臭くなりながら何度もチャレンジ)、
ふりかけが足りないー(途中で買いに走った)、
おかずが足りないー(組み合わせを変え、あるものでセット)、
もう、次から次へと問題続出。
そのたびに、みんなであーだこーだと知恵をしぼり、
妙案をひねり出し、なんとか時間までに準備完了。
途中から、他の学年の準備時間になり、
家庭科室を半分明け渡さなくてはならなかったときは
もうどうなる事かと思いましたが…。

こういうドタバタ…嫌いじゃないんです私。だからがんばった!w

2年に1度の祭なので、2年生の親は私を含め「未経験者」が多かったので
勝手がわからないぶん、手際が悪かったのですが、
次回へつながるいい経験になりました。

できた食材は、お父さんたちがえっほえっほと屋台まで運び、
あとは4時から祭終了までの8時まで、交代で30分ずつ店番。
私は、最後の7時半からだったので、
幼稚園の演舞を見て、いったん家へ。
ザルとかしゃもじとか持っていたので、それを置いてシャワーを浴びて
出直しました。もねちんは、張り切ってハッピを着ました。

舞台では、スポーツクラブごとの出し物などが披露され、
屋台の事が気になりつつも、それを見ながら、
他の学年の屋台でたこ焼きなどを買って、食べていたのですが
ある団体の出し物が始まり、口の中のものが飛び出そうになりました。
$石垣島ゆがふ日記
え?ええ~!!
こ、これは!
全員、先生たちじゃありませんか!
校長先生も教頭先生も、もねちんの担任の先生も、白塗り、カツラ、
胸に詰め物でみんなで矢島美容室踊ってるし!

やんややんやの大喝采で、アンコールまで!
(この写真は、そのアンコールでのアドリブでの組体操)

やるなぁ、先生たち…。
今年から赴任して来た校長先生も教頭先生もいいノリしている。

大笑いしながら、ふと、後ろの屋台を見てみると、
2年生の屋台の、綿あめのところが長蛇の列。
もねちんがまだ小さい頃、この祭に遊びに来た時も
1時間くらい列んだんだよな、綿あめ。
1つ作るのに時間がかかるので、すぐに列が伸びて行ってしまうのだ。

そして、がんばって作ったおにぎりセットも
売れ行き好調。
私の店番の7時半まで残っているかどうか、心配になって来た。

というわけで、7時過ぎに早めに店番に入る事にして
行ってみたら、その時点でもう残りが5セットくらいしかなかった。
それもあれよあれよと言う間に売れて行ってしまった。
そして、フランクフルト班からも「完売!」のコールが。
しかし、綿あめは相変わらずの長蛇の列。
必死になって作り続けるお父さんとバトンタッチして
私、初綿あめ作りにチャレンジ!

といっても、うちには、飴で作る綿あめの機械(おもちゃ)があるので
なんとなく、やり方はわかっていたんですが。

おもしれー!
だけど、石垣島の湿気と温度に、作った先から湿ってしぼんで行くよ。
ごめんねえ、ふわっふわに作れなくて!

結局、8時になっても列は短くならず、機械の不調と販売終了時間もあり
「ごめんなさい!売り切れです!」と頭を下げる事に。
並んでいて買えなかった人は、きっと1時間くらいロスしているはず、
本当にごめんなさい。
私が買えない人だったら、ぶりぶり怒っているはず…。

100円×10枚のチケットをあらかじめ購入しておき、
屋台では現金は扱わない方式だったので、
販売終了後、せっせとチケットを数えたら8万円近くありました。
2年生の屋台での販売物はすべて単価100円だったので
よく売ったよ!
がんばったねー!
(5年生の牛汁が700円で一番高かったかな)

バタバタとできるとこまで撤収し、9時過ぎに家に帰って来ました。

明日は、もねちんたち代休、私も体力続かないので休みますわ…。

とにかく、今日を無事乗り越えることができてよかった。
実り多い一日だった。