もねちんの小学校は、授業参観がとっても多い。
今日は、今年度初の「日曜参観」だった。

来月から参観日は平日になってしまう。
そうすると、見に来れない親が多いので、
年1回は日曜日に設定してあるみたいです。

兄妹が多い人への配慮もあるのだろう、
2時間目と3時間目,2コマ参観だった。

ワジワジするのがわかっていたので
あえてもねちんの側へは行かずに、
教室の後ろに立ってみていました。
それでもワジワジしっぱなしだったぜ!

2時間目は国語。
遊園地の絵を見て、CDから流れて来る迷子のアナウンスを聞き、
絵の中から迷子を探し当てるという「ウォーリーを探せ」みたいな授業。
そのあと、今度は自分で絵の中から迷子にする子を決めて、
その子についてのアナウンスを考える。
服の色とか、持ちものとか、帽子をかぶっているかとか絵を見ながら。

次々問題を作り上げ、手を挙げて発表し、
みんなでどの子か当てていくなか、
もねちんは、口をもぐもぐしながら、心ここにあらず
という感じで手も挙げなけりゃアナウンスを書いている様子もない。

口をもぐもぐは、すぐ原因が分かった。
矯正器具を手を使わずにはずしたりつけたりしているのだ。
舌で取れてしまうというのは、やばい、ゆるすぎるはず。
昨日調整してもらったばかりなのに。
(明日歯医者に電話しなければ…と心に誓う)

結局最後まで手を揚げずに終わってしまった。

家に帰って「なにやってたの」って怒って聞いたら
「迷子の子の名前を何にするか、ずっと考えていたんだよ」って。
そこかい!そこじゃないだろう!考える所は!!
もー…。泣

3時間目の算数は、繰り上がりのある足し算のひっ算の授業。
意外にも、こっちのほうが余裕のもねちんだった。

いつも、算数は嫌いだと言っているのですが…。
$石垣島ゆがふ日記
前で発表もしましたよ。

3時間目の後、PTA総会も体育館であったのですが
毎年コレの出席率が甚だしく悪いんだそうです。
去年、何も知らずに出席して「なんでこれしか人がいないんだ?」と
びっくりした覚えがあるのだけど…。
で、今年は集客目的(w)で、
6年生が詩の音読をやり、もねちんたち2年生がトトロの歌を合唱した。
元気いっぱいですごくよかった。
これがあったので、みんなお揃いのTシャツを着て行ったのでした。

PTA総会に出席していると、
「小学校ってPTAが支えていると言っても過言ではないんだなー」とすごく思う。
だって、今年創立120周年を迎えるもねちんの小学校、
この春から校長も教頭も新任の先生なのだ。
赴任して来てみたら、その小学校がたまたま創立120周年だったってわけ。
記念の事業や式典も目白押しな今年。
兄妹の多い子どもの親だと、10年くらいはずっと小学校に関わりがあるし、
親自身もこの小学校の卒業生だったりする。
そんな人たちが、PTAを継続して続けているからこそ、
時間の流れがブツ切れにならずに済んでいる感じがする。

先生たちって、同じ所にせいぜい長くても5年くらいしかいないんでしょう?

まあ、生徒本人だって6年間しかいないわけだけど
それ考えると、校舎は古くなって行くけれど
中味はつねに新しくて、連続してある「歴史」なんてないんだなぁと
不思議な気さえして来ます。
でも、ちゃんと地元に支えられ、地元を支え、学校はそこに存在しつづけるのだ。

そうそう、今年の、もねちんの担任の先生、すばらしい!
クラス全員の顔写真を磁石にしていて、
挙手して発表した人の写真を次々ずらして行くのです。
で、できるだけ全員に発表させるようにしている。

教室には勉強をやる気にさせる楽しいアイディアがたくさんあって
経験の豊富さを裏付けている。

そして、やっぱりお母さんっぽい配慮もたくさんあって、
何もせずぽやっとしている子には、
叱るでもなくせかすでもなく
机からノートを出してあげて、鉛筆も持たせている。
ある意味過保護にも見えるこの行為を
あっさりと行っていて、それをされる子も嫌がるでもなく
その後は、ゼンマイ巻かれたように動き出している。
一人一人のスイッチの入れ方を心得ているって感じかなぁ、
とにかく、今日、ますます好きになった!

というわけで、明日はもねちん代休。
(でも朝から学童へ行ってもらうけど)