昨日、鼻水たらしながら仕事に行ったのだけど
風邪薬を飲んでいるにもかかわらず
まったく効く様子もなく、悪化の一途。
ここ数日のあまりの寒さのせい…。
気温の乱高下に体がちっともついて行かない。
仕事の性質上、ものすごくつらくて
しまいには椅子から転げ落ちそうになってきて
「こりゃヤバい」と、11時過ぎにお願いして早退させてもらいました。

家に帰ってからも、フラフラがおさまらなかったものの
それ以上悪くもならず、今朝の一大イベントもなんとかこなすことができました。

その一大イベントとは、小学校での読みきかせです。

もねちんの小学校の読みきかせは、
一定の人がずっとするのではなく
クラスの親全員、当番が回って来る方式。

1年のうち、大体2回担当の日があるのですが、
1回目の時は、他の行事でつぶれてしまっていたのです。
そう言う場合も多くて、その回は後回しにならずに
消滅してしまいます。

なので、私は今日が最初で最後の当番でした。
そして、1年生の読みきかせ自体が、今日が最終日。

前回のときに読む予定でいた本と、
今回のために、みうみうさんから教えてもらって
少し前から準備していた本の2冊を用意。
2日前から夜、もねちんを前に練習しました。

もねちんにレクチャーしてもらい、
当日の態勢になってみる。

机はないよ、本はお膝の上だよ。
みんなはお母さんの近くに座るよ。

そうやって読んでみると、上から字を覗く感じで
思いのほか読みづらいし
ページをめくるのもてこずった。
練習しておいて良かった。

まだフラフラする中、ほんの数十分のことだからと
もねちんといっしょに登校。
こんな経験も、なかなかないから楽しいけど。
$石垣島ゆがふ日記

もう一人のお母さんはまだ来ていなかったので
クラスのみんなとチューリップに水やりしたりして、そのあと着席。
私の方が早く来ていたので、先にやることになりました。
$石垣島ゆがふ日記
もねちんの言った通りの配置図w
女の子たちが、ずらっと前の方に陣取りました。

最初に読んだのが「いのちのまつり ヌチヌグスージ」
いのちのまつり―「ヌチヌグスージ」/草場 一寿

¥1,575
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オバァの「さぁ~ね」「誰ね~?」の口調も、まあ、おかしくない程度には
自然に言えてたらしく、だれも突っ込んでこなかった。w
この本は、最後の方で大きく広がるページがあるのだけど
そこを広げたときは、「おおっ!すごいー!」とどよめきが起きた。
欲しかった反応がもらえてホッと一安心。

読んでいる間、水を打ったようにしんとして、
まっすぐな目でコチラを見据えて集中してくれてたのが
すごくうれしかった。

2冊目は、私の妹が幼稚園生のときにもらってきて以来大好きな
「くいしんぼうのあおむしくん」
(シュールな内容があまりに好きで、去年新しい本を買った)
くいしんぼうのあおむしくん(こどものとも絵本)/槇 ひろし

¥840
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もねちんも、小さい時からなんどもなんども読んでいるお話。
主人公が幼稚園生なので、そこんとこは
「ちょっとごめんね」と断りを入れておきました。

こっちは、本文が終わっても、じつは背表紙の絵までお話が続いている仕組みで
その背表紙の絵の意味を知るのと知らないのとでは
ぜんぜん読後感が違うので、そこんとこまで
しっかり絵を見せました。

ここでも、期待以上のどよめきと笑いが!

あ~なんか、気持ちいいなこれ。

時間が押してしまって申し訳なかったけれど
もう一人のお母さんの持ってきた本も、とってもよかった。
(狸が自動販売機に化けて、他の動物たちの希望のものを
次々と出すのだけど、最後にやってきた狸の女の子の希望
「友達」を出すことができず、化けるのを止めて
自分が登場するという話しだった)

ありがとうございましたって
大きな声でお見送りされて
面映い気持ちで教室を後にしました。

お話が、みんなの心に、ちょっとでも引っかかってくれたらいいな。