毎年クリスマス前後に行われているこのお祭り、
今年は10周年だそうで、いつもは石垣小学校の外の通りで
開催されるのですが、今回は小学校のグラウンドで行われました。
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主催は、いしゃなぎら(石垣)青年会なのですが
も~すごい! すばらしい!

今日行ってみて、実感しました。
島の伝統行事の祭りではなく
ビアフェストとか○○祭とかいわゆるイベント事の行事の中では
氷灯ろうまつりは、1~2位を争ういい行事であると。

何でも揃う都会で、イベントのプロが開催する祭りだとしたら
これは、たいしたことないと言われてしまうかもしれません。

だけど、石垣島で「雪と氷の世界」を子どもたちに
味わわせたいと、いち南の島の青年会が立ち上がって
10年間ずっと続けて来たのです、それだけでもすごいと思う。
特に今回は10回目とあって、大規模な降雪イベントがあるんだそう。

小学校の校庭でやるんだから
駐車場くらいあるだろうと出かけたのですが
ない! 
停める場所が見つからなくて、いったん学校前を通りすぎて
再チャレンジ。車がたくさん停めてある空き地があったので
心配だったけどそこに停めて歩いて会場へ。
途中友人一家にも出会い、いっしょに行けたのが幸いでした。
5時からだったのだけど到着したのは30分過ぎくらい。
だけど、まだどこもかしこも、準備の真っ最中!
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雪の広場。じゃんじゃん雪を製造中。

今日の石垣島は昼間は20度を超えるくらいの暖かさだったので
氷も雪も、早くから用意しようにもできない。
校庭もだいぶぬかるんでいて、
南の島で行う氷のイベントの難しさをあらためて実感。
しかし、舞台では、地元の幼稚園生のお遊戯から始まり
歌あり踊りありの盛り上がり。

↓日が落ちると、風も冷たくなるしかなり寒いのですが…
目の前にいた女の子たち上はそれなりに防寒していても
足元はこれ。中には半袖の男子もちらほらと。
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軽トラの荷台に積まれていたこのかわいい子たち!
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雪だるまの宅配だった。わざわざ一つずつ北海道から送られて来たみたい。
発泡スチロールの雪だるまの入れ物をあけると
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こんな雪だるまが入っていた!目鼻のパーツ付きW

日が落ちる頃には、どこも人だらけ長蛇の列。
でももねちんは目一杯楽しんだ様子。
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ソリも2回乗った。今年は6レーンあって、距離も長い!

この、氷のトンンネルはあまりに並んでいたので通らずに外から見学。
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お待ちかね、降雪イベントでは、なっかなか降雪エリアに入ることができず
わじわじ~しっぱなし。雪が汚れないよう
足に袋をかぶせるのですが、それが手間取っていた。
しかも、やっともねちんが入れたと思った瞬間、見失った!

私は外で待機していたのだけど、暗いし、動く子どもが密集していて
いくら目を凝らして探してもわかんない。

その間にも、空からはぶぉ~と雪が大盤振る舞い。
(実際は、大きな氷を削ったかき氷をホースで降らせているのですが)
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このコーナーの出口に移動してもねちんを待つも、
いっこうに出ても来ないしみつからない。
やばいな~と思っていたら、行きがけに出会った友達一家のお父さんが
私を見つけてくれて
「もねちゃん、あっちの出口から出たよ!」
なんですって!2か所あったのか…。
無事、出会えたのは、友達一家のおかげです。
きけば、びしょ濡れであまりに寒くて出て来てしまったのだとか。
なにやったかと思ったら
仰向けに寝転んで手足を開いたり閉じたりバタバタさせて
「天使」の型を作りたかったらしい。
「だけど、雪が固くて跡が付かなかったんだよ!
そんで、背中に雪入ってくるし!」
そりゃ入るだろう。
そういうのは、山の上に積もったきれいな新雪でやらなくちゃな~。
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そこで友だち一家と別れ、
あったかいソバとたこ焼き食べに行きました。
他にも野菜のフライとか買ってうちもそろそろ会場を後に。

氷のモニュメントが夜空に美しく浮かび上がります。
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だけど、情け容赦なくどんどん溶けて大きなぬかるみを作って行きます。
もねちん曰く「沼がある」。

ほんの数時間のお祭りにこれだけ情熱をそそいで
成功させた字石垣地区の青年会、婦人会、そのほかお祭り関係者の方
お疲れさまでした、すごく楽しかったです。
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来年は、駐車場をぜひなんとか……。