
ある。
あるよ~。
殆ど記憶にはないけどな~。
(笑)
かつて酒に呑まれて、相方の腕の筋肉を噛み千切ったことがある。
この一件以降自戒として、ほぼ禁酒継続中。
あ、腕の肉を食い千切ったわけではないので、念のため。
状況は、
私=正に酔っ払い(おまけに記憶ナシ)
相方=私を連れ帰ろうと奮闘
といった感じ。
相方の当時の会社の寄り合いに何故か連れ出された私は、しこたま飲んで(飲まされ?)超悪酔いしていたらしい。(勿論途中から記憶ナシ)
後になって考えれば薬(←歯の神経系の薬)と酒のチャンポンはマズイ。
私は、紆余曲折を経て私を部屋に引き上げよう(当時私は2階建てのハイツのような所に住んでおり、私の部屋は2階で上がるには階段だった)とした相方に、ガブリ、と噛みついた。
らしい。
記憶があるのはベッドに座って相方に後頭部の痛みを訴えているところから。
「…頭痛い」
「ん?ああ、俺が殴った」
「殴った?」
「お前が俺に噛み付いたからな」
「噛み付いた?誰が?」
「は?覚えてない?」
「え?」
相方、ここに至るまでの経過説明。
「…………ご、ごめん」
理解出来ないまま一応謝る私に、
「ま、噛み付いてるの無理に引き剥がして歯が抜けるより殴られた方がマシだろ?」
と更に意味不明な発言の相方だった。
その時、私が噛み付いたのは2箇所。
手首と肘の中間辺りを1箇所と、肘と肩の中間辺りを1箇所。どちらも内側だ。
私は、私を家に上げようとした相方から逃れるべく、散々暴れ、最終的にガブガブいったようだ。
腕が剥き出しだったり、Yシャツ1枚だったら、流血の大惨事は免れなかったに違いない。
季節は春だったか秋だったか覚えていないが、相方はとにかく少し厚手のジャケットを着ていた。
不幸中の幸いとはこのことか?ははは。
その後、相方の腕は見事に腫れ上がり、相方は会社で笑い者になった。
日頃からよっぽど恨まれてるんだね~、と。
さて、この件で相方が後年に渡って1番問題にしているのは何でしょう?
①噛み付かれたこと
②会社で笑い者にされたこと
③帰る途中に車で吐かれたこと
正解は……
③!
やっぱ食い千切るくらいまでやらないとダメか!?