昨日、常用漢字表の見直しを進めていた文化審議会が、現行表に196字を追加、5字を削除して計2136字としたらしい。


ニュースでやっていたので、ふ~ん、くらいに見て知っていたのだが、Yahoo!のニュースをちらっと見たら、


【碍】や【鷹】は見送り。

だけど、政府の障がい者制度改革推進本部が【障害】の表記について議論中だから、今回の答申で前文に「結果によっては改めて検討する」としたらしい。

でも、【鷹】は、使われる熟語が少ないからって4回も申請してるのに、またまたサヨナラだとか。


と、書かれていた。


【鷹】……三鷹市が一生懸命申請してるんだから通してあげたら、良いのにね。


ていうか、障【害】者で何が悪いんだ?

別に【害】を【碍】に変えたからって、何かが変わる訳じゃあるまいし、と思う。

個人的には政府推奨の「障【がい】者」って表記が嫌い。
(一時期、漢字やめて平仮名にしよう企画みたいなのが、推進されてたけど、あれも好きじゃない。折角、平仮名も片仮名も漢字もあるんだから、ちゃんと元通り使えば良いのに)

【害】は悪いイメージだから使わない、とか確かそんな話だったような気がする(うろ覚え)。

だったら障害物競走のイメージも考えてやれば?(笑)


漢字変えたって、実情が変わらないなら、それこそ的外れもいいトコだろうに。

日本は、障害者に優しい国ではない。

日本の障害者は、正に生活するに「障害=妨げ」を持った者。欧米のように「handicap=不利な条件」ではない。

これ、言葉の話だけじゃなく、結局、国の意向や国民性の問題だと思う。

皆と一緒が良いわけだから、そりゃ片輪は弾かれるさな。



なあ、うちの障害者さんどう思う?

(相方は特別身体障害者)