
みるくの会が終わっても、メンバーのみなさん個々に数人であつまりやっぱり猫活してがんばっているようです



今日は知ってほしいことがありここにブログさせてもらうことにしました

猫の腸閉塞と聞くと…真っ先にでてくるのは『誤飲』ではないでしょうか??
ゴムや紐、マット類おもちゃなんかを食べてしまい詰まる💦
私もブログ等の投稿をみて怖いな再度気を付けないとって思い過ごしていましたが…
誤飲ではない何の前触れもなく突然起こった腸閉塞の恐ろしさを知ることになったので…このブログが誰かの役に立てばと、めちゃくちゃ久しぶりに投稿させてもらうことにしました。
みるくの会出身の我が家の末娘ハコちゃん!
はじまりは4月末の夜中急に嘔吐したことからはじまりました
💦

猫ってよく吐くよね…と思いながらも3才の今までハコちゃんは一度も吐いたことがない猫ちゃんだったので、あれ??どうしたんだろ??と
1回の嘔吐で不安がよぎり…その後ずっと様子をみていると立て続けに朝まで嘔吐が繰り返し起きました、最後は胃液だけ。
朝一に急いで病院に、この時キャリーにいれようと身体を触ろうとするといつも怒らないハコちゃんが、うぅ~っと大きな声で鳴きました
。

先生に嘔吐していて、身体を触られるのを嫌がる、ゴロゴロ言わない、うずくまってることが多く、そわそわしぐっすり寝れてない、ずっと口をクチャクチャしている等の話をしました!
はじめは胃腸炎かな?膵炎?等々色々疑い…
検査に抵抗する力もあり、この日はいろんな検査をしたけれどそこまで大きな異常はみられませんでした。
吐き気止め点滴等をして一回帰宅、嘔吐が止まらなければまたきてとのことでした。
その日帰宅しても、嘔吐はしないものの何も食べず飲まずだったので次の日朝一でまた病院に急いでいきそのまま入院し様子をみてもらうことになりました。
エコーレントゲンでは腹水が少し溜まり、ガスが腸全体にたまっているが重責や閉塞の所見はないとのこと。血液検査では電解質異常がみられる。
吐くのはおさまってきたが食べないしあまり状態に改善がみられない。
先生が、やっぱりエコーやレントゲンにははっきり写っていないけど、ガスが動いていない…動く気配がない…総合的にみて腸閉塞の可能性がある怪しいので開腹してみましょうと。助っ人の先生も手配済みですと。
勿論大きな病院に行ってctを撮って確実にわかってから開腹の選択もあるとのこと。
先生の怪しい感を信じて、開腹をお願いしました。
すると結果は腸が赤黒く変色し壊死していてきゅっと締め付けられ閉塞していたんです。開腹していなければ命が危なかったと…他にも色々ありすごく大変な手術だったようで開腹しすぐに二次病院でしか無理かもしれないとなったと言われました

我が家で預かりをしていたころから、病弱で何か普通の猫と違うとずっと思ってきて

今年にはいり2次病院から末梢神経&筋肉の難病の可能性大と言われていたはこちゃん!
順次色々検査をしている最中で以前診断してくださった2次病院でもできない検査があるとのことで、違う病院に予約が決まっていた最中の出来事でした。
中々病名がわからないこの難病が影響していたのでしょう…
手術をして更にわかったことがありました…
挿管するのに口が大きく開ききらない

足が伸びきらない…なので足が若干浮いた状態で、お腹の視野は狭くなるので普通より大きく切らないと見えない

腸も普通はつるりとでてくるけど、何か違ったらしく…それはそれは先生も経験したことない手術だったようです

でも先生方がんばってくださいました

壊死した腸を切除しつなぎあわせてもらい無事に一命を取り留めることができました。
病理検査ではたくさん書いてありましたが一部抜粋して↓
【病理組織学的評価】
重度の化膿性炎症を伴った回盲部の全層壊死
【コメント】
回腸~盲腸における全層性の急性壊死そして壊死病巣には多数の好中球の浸潤が認められました。この病変は限局 性であり、壊死していない領域との境界が比較的明瞭でした。このような所見からは、この壊死した部位に急激な循環障 害が起こったことが考えられます。このような病変が腸管において限局性に起こる原因としては、腸管捻転や腸重積が 多いと思われます。
☆誤飲でない腸閉塞(場所も直腸に近い腸の後ろの方だったのでレントゲンやエコー等でも症状がわかりにくかったようです。前の方で詰まることが多いそうです)
我が家の場合は、
○突然の繰り返す嘔吐
○腸がしめつけれるように閉塞していたのですごく痛かったのでしょう、
・いつもは鳴かない鳴き声を急にあげる
・身体を触ろうとすると怒る&どこかに隠れる逃げる
・じっとうずくまってることが多いが寝れないので短い距離を行ったりきたりを繰り返し落ち着かない
・食べない飲まない
・口をクチャクチャする
・吐き気止めや薬に反応しない
・電解質異常があり改善しない
・腹水ガスの停滞がみられる
・体温が低い
一刻を争う腸閉塞…気をつけていてもある日突然原因わからずなってしまう場合もあること。
ほんとに怖いなと思ったのでブログさせていただきました。
無事に退院し兄にゃんたちに甘えてまもられています
まだ術後の管理が続いています。早く口から普通のご飯がモリモリたべれますようにとがんばっいます


次は情報が少ない猫の難病についてブログに載せれたらなと思っています