こんばんわ 今夜はとびきりお寒い 金曜日
チャプレンってご存知ですか?
私もここ数年仕事で知ったのですが、チャプレンとは施設で働く宗教家という意味で、
ポスピスなどの終末医療の現場で、患者や家族の「心のケア」を仕事としています。
事務所にあったこのチャプレン物語
少し読むとお目目からじわ~~と湧き出てくるのは… 涙のようです
普段はえげつないサスペンスなど読んでいる私だけど、最近自分でも思う事あり読み始めてしまいました。
苦労の多かった女性が末期状態になってしまった自分を受け入れながらも、状態が
悪化したある日叫ぶようにして言われた言葉
「せめて、心癒されて旅立ちたい」
そして、20歳の男の子は症状が進んで首から下が動かない麻痺状態になっていて
ずっと、ずっと他の患者さんが退院していく様子を見ていました。
心がボロボロになって心を閉ざしていたけど、チャプレンがきっかけとなりキリストの言葉に
光を見出し、感謝する心の大切さに気がついたと言います。
チャプレンは人間にとって何が幸せだと思う?と質問をしてから何とひどい事を聞いたのだと
思ったその時、その男の子は「 心が自由な事だよ。心が苦しみ、妬み、怒りから自由に
解放されている事だよ。 体の自由さよりも心の自由さの方が幸せだと思うよ。」と語りました。
ずっと、他の患者さんがもっとひどい状態で再入院してくればいいと思っていたと話しました。
自分の心さえ見失わなければ、どんな場所からでも幸せは見つけられるのだと思いました。
まだ、四分の一しか読んでいないけど、大切な大切なことを沢山教えて貰える本だと思います。
また、今度紹介しますね
しかし、わたしと言えば昨日子供相手に、今日は事務所でチックショーーと言う気分になったのでした!
この本の事を思い出してみたけど、同じでした