潜在意識 vol4

潜在意識は、意識が考えるのをとっくにやめてしまった後も潜在意識はずっと答えを求め続けている。

この探求は、答えが見つかるまで続く。

決して答えの出ない質問をしたら、潜在意識の答えを求め続けてしまうので、疲れて他の事にやる気が起こらなくなってしまう。

例えば、「何をやってもダメ」だと思っている人は、「どうして何をやってもダメなのだろうか」という質問を求め続けてしまって、それが習慣になってしまっている。

A「どうして自分は何をやってもダメなのだろう」から、
B「何なら自分にできるのだろうか」というように変えてみたらどうだろう。

あなたは、この２つの質問を比較して、どう感じますか。

おそらく、Aの方は考えれば考えるほど暗い気分になるのではないだろうか。

Bの方が考えていて、明るいような感じがする。

このように、意味は同じでも言葉を意識するだけで、自分の気分も潜在意識の状態も変わってくる。

これは、他者と対話するときも同じだ。

あなたの部下が時間に遅れたとしよう。

あなたは、その部下に対してどんな言葉をかけますか。

多くの人は、「なぜ遅れたのだ？」というような質問をするだろう。

これだと、相手に言い訳ばかりを考えさせてしまう。

ここで言い訳を言わせたところで、次のパフォーマンスに期待はできないだろう。

では、どんな言葉をかけたらいいのだろうか。

実は、この質問を「どのようにしたら～」を枕言葉につけた質問に変えることで、言い訳ばかり考えていた部下は、おそらく対策や未来どうするかを考えるようになるだろう。

このように、質問を転換するのは、自分に対しても他者との関係においても非常に効果的である。

私たちの頭の中には、なんと１日に５万ほどの「考え」が浮かぶと言われている。

ポジティブな人ほど次から次へとたくさんの問題に取り組んでも、精神的にはほとんど疲れなくなる。

過去を後悔することも潜在意識の中では、存在しない答えを探して、永遠に動き始めてしまう。

世界一養成学校では、自分の思考をコントロールし、他者の思考をもコントロールしてしまうメソッドを学ぶ。


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