愛と祈り

究極の「哲学」には、必ず喜びがある。

曇りのない言葉には真実が含まれている。

全ての人に喜びをもたらす、

最も偉大な感情。それは仁愛である。

仁愛は、礼という行動によって現される。

その土台となるのは徳である。

喜び、真実、愛。

あなた方がその経験に耳を傾けていれば、

世界は今の形ではなかった。

経験に耳を傾けないから、

世界は何度も同じ悲劇を繰り返すのだ。

しかしながら、いつまでも生命の目的が妨げられ、

宇宙・地球大自然の意思が無視され続けることは無い。

遅かれ早かれ、大自然のメッセージを受け取るであろう。

「祈り」というと、自分の外に助けを求めたり、

すがったりといったことをイメージするかもしれない。

しかし「祈り」をより正確に捉えようとするのであれば、

異なってくる。

「祈り」は、孔子の説いた仁や礼であり、感謝である。

また、その感謝は物理的に現し、再現ができる。

「祈り」とは、意識を乗せる「意・乗り」の意である。

決して、求めたりすがったりせず、すべてに感謝する。

そうすれば、人生はどんどんよくなる。

それは、言い変えるならば、

「足るを知る」と言う事なのである。

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