脳外科に行って、待合いで女性誌(VERY)を手に取った。いつもこの手の雑誌を見て思うのだが、世の中には幸福な結婚をし、子宝に恵まれ、裕福な専業主婦又はカタカナ表記されるようなお洒落な職に就き、不幸せなことなんて何もない、私、ハッピーです!という女性を前提に作られている。
何か不幸なことがあってもそれは過去のこと、もはやそれは乗り越えました、こんなこともあったんですけどね、なんて何故か鼻高々。
その身に付いたセレブ感はどこからくるの、と感心してしまう。
女性誌はすべからずこの有り様、載ってる商品も「最低でもCOACHは買えないと」という具合で、取り上げられてる読モはCHANELのひとつは持っていないとそもそも取り上げられない。
何にも恵まれておらず、貧困に喘いでいる私なんかは、別世界の人間、存在しないと言われている気がする。
女性誌で例外なのは婦人公論くらいなもので、これは元々立ち位地の違う雑誌、言い過ぎだが不幸を売りにしている面がある。ファッション誌じゃないし。
続々新刊の出るセレブ誌を横目に、自分のみじめさを正視する私だった。
…って、私だけじゃないよね