デイの途中から、ジムで一緒の彼女が来た(普段滅多に来ないのだ)。


休憩時間に、「足大丈夫?」と言いに行った。


「…どうしたの!?」
足どころではない、彼女は包帯まみれだった。


「雨の日にさあ、お母さんから買い物頼まれて2階の階段から落っこちちゃったの」


「気をつけなよ、なんか襲われた人みたいだよ」


「うん、ごめんね、心配かけて」


ごめんねなんて、言わなくてもいいのに、また言った。


彼女は持参のお弁当を食べて、午後のプログラムをせずに帰っていった。





ジムで、ステップをしながら思った。


包帯は、首と手首に巻かれていた。


転んでできる傷ではない。




私はまた、余計なことを言ってしまったらしい。